先日、学習指導の保護者面談で
「うちの子、声かけをしても全く勉強しないんです。どうしたらやる気を出してやってくれますか?」
とご質問いただきました。
で、この題名なんですが、
結論から言うとそんな方法ありません。
私が教えてほしいくらいです。
でも、答えは目の前にある気がします。
目の前の子どもさんをよく観察してください。
そして、その「やる気のない状態」が
このどちらかに当てはまるかどうかを考えずによく見ます。
ほとんどの親御さんは見てるつもりで見たいところしか見てません。
もし、エネルギー不足なら適度なルーティンワークと適度な休みが必要です。
必要以上に追い込んだり、プレッシャーをかけたりしていないか自分を振り返りましょう。
必要なら病院に行くことも視野にいれます。
もし、習慣的なものなら親御さんの手伝いが必要です。
次の項目をチェックしてみてくださいね。
□「あんたいつになったら勉強するん?」とか「勉強するんじゃなかったん?」といった否定的な声かけをしている。
□「いつも○○よね」といった言い方をしている。(たとえそうだったとしても思春期には使ってはいけません)
□必要以下の個人任せ。(本人が来て欲しいと思っている学校行事や進路についての説明会など熱心でなくてよいので顔はだしましょう)
□子どもがやろうとしている瞬間を見逃している。
□子どもが内心「やらんといけんな~」と思っているときに限って声をかける。
□人前で自分の子どもをけなす
一つでもチェックが入ったら、子どものやる気を削いでるのはあなたです。
私はこういう「子どもが○○してくれない!」というフラストレーションはチャンスだと思っているんです。
親と子どもがわかりあうために必要なことです。
1gでもいい。
どんなときに自分の子どもが自主的に勉強をしようと思っているか、例外を探してください。
褒めなくてもいいんです。
けなさないでください。
「いつになったらご飯つくるん?」っていわれて
「よ~し!!今日もおいしいご飯つくるぞ~!!!」って思えますか?
いや、思えるならそれでいいんです。
「私はそれでやる気になるけど、あなたはどう⁇」ってちゃんと子どもさんに確かめてくださいね。