小1女の子母「作文に時間がかかります。ペラペラ喋るのでそれを書けばいいんじゃ無いの?と思うんですが、違うそうです。どうしたらいいですか?」
喋ったものをメモしてあげるのはどうでしょう??
週末に作文の宿題に悩んでいるお子さんはたくさんいます。
喋るのと書くのとでは
ちょっと違う脳みその場所とか筋肉とか使ってる。
なので、喋るけど書けない、って子どもさんは低学年には多いと思います。
ワーキングメモリの容量も関係してそうです。
で、「書くっていうのはちゃんとしてること」というイメージで上手く書けなくなる子どもさんはたくさんいます。
なので、私はよく
メモをしています。
子どもが話したことをそのまま書いておきます。
「見て見て!今の書いてみたよ。どう?」
と見せてみます。
自分がしゃべった言葉が文字になっているのを見たら、作文ができたときのイメージがわくので取りかかりやすいです。
見ながら書くとより簡単です。
状況にもよりますが、集中時間が短く短期決戦型の子には、iPadにノートと同じ文字数で書いて(もしくは、iPadにあらかじめ同じノートを画像で入れておいて)書いたところを消して、次何を書けば良いか分かりやすく呈示していきます。
そうすると、書き間違いを気にせず書けます。
これでは、作文の力がつかないじゃないか!
と思われる方もいらっしゃるかも、しれません。
作文の力とは何か?が私とは違うのかもしれませんが、私は
この手順を少しずつやるといいと考えています。
なので、まず1から。
1ができたら
次は2です。
ここからあとは、本人に聞きながら作るという作業で養われると思います。
まず、書くの楽しい!から始めます!
書けたら「読んでみて!」と声をかけて
「わー!いいねー!すごい頭に情景が浮かんだよ!」
など、感想を述べます。
視覚への支援を増やすと、できるが増えますよー。
「なんでも1人でできるように!!」と多くの親御さんが頑張って子育てをしています。
私は1人でできることも大切だと思います。
だけど、1人でできるようになる過程には誰かがいることが大切だと思うし、できないときに気軽に声かけてみれること助けを求められることは1人でできることよりももっと大切だと考えています。
「手伝って!」と自分が頼んだら誰かが手伝ってくれる、ということをあなたの子どもさんは心の中にイメージできているでしょうか?
これがイメージできると、1人で何でもかんでもやるより、強くなれます。
ぺらぺら喋った中に、いいフレーズが隠れてたりするのよねー。
「書けん!」って言うのは全く同じのが書けん!ってことかもしれないし、喋った端から忘れてしまうのかもしれない。
子どもは思った以上に真面目で厳密だから、「そのまま書けばいいじゃん」は大人のイメージだと80%程度の一致率であとはだいたい似てればいいっていうイメージだけど
子どもは100%まるままおんなじに書け!と言われてるように思ってることもある。