勉強の時、子どもにどんな声をかけてるでしょうか?
「がんばったね。」
「えらかったね。」
「できたね。」
もしかしたら、最適解は
「分かるって楽しいね」
ではないかと思います。
息子が生まれてから、行動に付随した言葉にちょっと気を遣うようになりました。
例えば、ご飯を食べたら
「おいしいね。幸せだね。」
片付けしたら
「気持ちいいね。」
トイレに行ったら
「すっきりしたね。」
何かを息子が教えてくれたら
「教えてくれたからわかったよ。ありがとう。」
片付け進んでしてくれたらいいなー、なんてちょっと作為的な気持ちもありました。
勉強というか、何かを知ったり、調べたり、わかったりしたら
「分かるって楽しいね。気持ちいいね。」
これが学ぶの始まりじゃないのかな、と思います。
知ると、知る前にはもう戻れない。
世界の見え方が変わる。
分かると、分けられる。
区別がつくから人に伝えられる。
知的好奇心が養われたらいいな、という邪な気持ちがないこともないですが、知る、学ぶというのは終わりのない面白い娯楽でもあると思うからです。
そんなに勉強好きな息子ではありませんが、知ることは楽しんでいるようです。
多くの子どもさんを見てきましたが、やはり「知るを楽しめる子」は伸びます。
そして、それは何歳からでも始められるんだと思います。