「ねえ、いつになったら勉強するん?」
「もうちょっと休憩してから」
「そんなん言って、もう帰ってから1時間もそうしとるよ!」
帰ってもなかなか勉強に取り掛からない中2息子にイライラするお母さん。
あるあるですね。
私は、人間にも慣性の法則が当てはまるのではないかと思っています。
なので、帰った瞬間が1番元気なんですよねー。
お母さんも、お休みの日買い物から帰って
「あー、疲れた!ちょっと一休みしてから買ったもの片づけよー」
ってすると、超絶億劫になりませんか??
そしてあっという間に夕方…買い物袋はそのまま。
これと同じことが子どもにも起きているとしましょう。
そうすると、帰った瞬間が1番元気!!
なので、帰った瞬間に勉強するのが1番捗ります。
以前、この話をしたら玄関で勉強するようになった子どもさんがいました!!
玄関で宿題を終わらせてしまうそうな。
多くの子どもさんが
「勉強できない」
と悩みを持ちかけてくるとき、
①内容が理解できない(授業がわからない、周りと遅れているなど含む)
②時間がうまく取れない
③やる気が出ない
の3タイプに分けられます。
①の場合は内容を丁寧に教える。学習性無力感に陥っていないかチェックしつつ、なるべく自分のわかった!を増やすと言った関わりをすることが多いです。
②③の場合、その子の行動パターン、体力、自己イメージなどを聞きながらどういう環境が勉強へのコストを下げるのか聞きながら、環境調整をします。
そして、ほとんどの子どもさんは疲れています。
回復する間もなく学校に行って課題がまた増える。
そんな毎日を送っています。