「子どもが学校に馴染めません。お母さんの愛情不足だと言われました。ショックです」
愛着不足なんてものは存在しません。
あるのは愛情の表出不足と愛情の受け取り下手です。
愛情不足なんてありもしない酷い言葉を軽々しく言う人間にこそ愛情が不足してると思います。
この言葉絶滅すればいいのに。子どもの社会性は成長によって大まかな目安があるものの、伸び方は様々です。
学校や園に馴染めないのと、愛情が足らないのは別物です。
そもそも、愛情は足りるとか足りないではなく、
表出したものが届いているかで考えます。
子どもの年齢によっては毎日安心して暮らせることを支えてくれていることが愛情だとわかるかもしれません。
もっと小さい子どもだと、抱きしめてもらったり、褒めてもらったり、見て見て!と言ったときに目線を自分に向けてくれることかもしれません。
プレゼントで愛情を感じたり、言葉やなにかを手伝ってくれること、ハグなどのスキンシップで愛情を感じることもあるでしょう。
まずは、自分がどんな愛情を表現しているか考えてみるのは良いかも知れません。
次に、受け取り下手な場合があります。
小さい子どもさんの親御さんの方が表情豊かですねー。
受け取るのが下手な子は、何だったら届くのか観察が必要かもしれません。
私は、毎晩寝る前に息子に
「生まれてきてくれてありがとうねー。だいすきー」
とハグして寝てましたが、このくらい言ってやっと届くこともあります。悪いことにはならないので、寝る前に言うのおすすめです。
さて、行き渋りの要因として親の愛情不足を言われても怯むことはありません。
まあ、ショックではあると思いますが。
みなさん、思いの外無表情ですよ。
行きしぶりに関しては、想像以上に複雑です。