中学1年生男子母「中学生であるという自覚がありません。試験週間なのに遊んでばかりいます。どうしたらもっと真剣に取り組みますか?」
うちの子のことかしら?笑
真剣でなくても取り組める方法を考えます。
ちゃんとしてほしい!!って思っていると、中身ではなく姿勢とか、根性とかなにやら見えないものを求めがちになります。
やる気、本気、見えます?測れます?
QuizKnockの河村拓哉さんが「集中しないで勉強するんですね。集中すると疲れるんですね。疲れて休むと永久に復帰できないんですよー」と言ってて
自分の偏りを知っておくのってすごく大切です。
それが分かれば、勉強だろうが資格だろうが、スポーツだろうがスピーチだろうが、料理だろうが、なんとか道筋が見えます。
そうすると、見通しが立つので自分のやるべきことが見えてきます。
チャランポランでも勉強時間短くても、自分でやった結果が出せてればそれでいいと私は思っています。
で、それを真剣さとか目に見えないし測れないもので安心しようとすると、やり方が合ってない上に成績は上がらない、ということになるかなー、と思います。
あと、チャランポランでも、時間短くても、自分でやって結果が良ければそれでいいかな、とも思います。
息子が勉強するとき「なんか手伝うことあるー?教える、見張る、ほっとく、どれがいいー?」と聞きます。
そうすると、そのときのコンディションや、やるべきことに合わせて
「見張ってー」とか「わからん時だけ呼ぶねー」とか「今日はいいー」とか教えてくれます。
私はそれに合わせてます。
自己管理が難しいのは大人の方が重々承知ではないかしら?
だから、勉強するということをまるっと雑に扱うのではなく
など、細かく見てみると、勉強というものがどれだけ多くの要素からできているかわかると思います。
あなたの子どもさんはどこでつまづいてますか?
さらに、これらの要素のほとんどを自己コントロールに原因帰属させてしまうと、ただ
「自分は勉強に向いてない」
「集中できないだめなやつだ」
「やればいいってわかってるのにできない」
「根性がない」
「集中力が欠けている」
などと、どんどん自分の人格の欠如について言及してしまうことになりかねません。
そんな子ども見たいです??
どんどん、自分のことをコントロールできないだめなやつだと信じ込んでしまう息子を見たいですか??
でも、お母さんの声掛けってこれが多いんですよ。
「また遊んどる!」
「集中できんけ、だめなんよ!」
「わかっとるんならやりんさいや!」
「そんなんで将来困るよ!」
「後で後悔しても知らんけんね!」
「あんたは本当に怠け者じゃね!」
これで
「お母さん、僕は目が覚めました!すごくやる気になっています!!」バリバリ!となるでしょうか?
まあ、ならんでしょうね。
見たり測ったりできない「真剣さ」を見つけるよりも、真剣さがなくてもできる、ちょっとやろうとしてる時っていつかなー。
ほほー。友達と一緒なら進むのね!
ほほー。飲み物と食べ物はあった方がいいんだ。
ほほー。数学は好きみたい。
こういうの見つける方が楽しいかなー、と思っています。
自己コントロールできなくて多くの大人が自分のこと嫌いになっています。
それは、自己コントロールするのが下手なんじゃなくて、自己コントロールできてる時を見つけるのが下手なんじゃないかなと思います。
とにかく観察しましょう。
アサガオのように。