何かうまくいかないことがあるとなんでもかんでも
・生活習慣
・性格
・考え方
など、その人の責任になることが多いです。
けれども、本当にそうでしょうか?
責任というのは、なかなかに難しいなと思います。
それって、つまり努力をしなかったという意味になりがちです。
「わかってたのに努力しなかったよね?
そのために起きたことなんだから、不利益を被るのは自業自得だよね。」
となりかねない。
何かうまくいかなくて、原因が明確なことはもちろんあるとしても、ほとんどのことは色んな要因が絡んでいます。
「何が」悪かったのか、と原因を探るのも大切かもしれませんが、「どういう」流れだったのか、とそこにあるパターンをみることも大切です。
さらに、自分自身の傾向を知っておくことも有用です。
例えば、遺伝子検査。
(私はGeneLifeという遺伝子検査をやっています。だいたい15000円くらい。安いときだと11000円くらい)
検査結果はこのように出ます。
例えば情報処理能力。
これを見ると私は
・選択肢の中から選ぶのはまあまあ得意
・インプットするときにパターンを理解するのは遅い
・別の情報を与えられると考えがぶれる
と自分の傾向を遺伝子から知ることがあります。
割と冷静だったり心の余裕があるときにはやらかさないけど、切羽詰まったりパニックだったりすると、出やすいかもしれないし、
私は割と説得されやすい方です。
心理戦も苦手。
情報増えるとめっちゃ混乱する。
本も難しい話だとなんども読み返さないとわからないので、割と遅読。
そういうことを知っておくと、
・自分はだめなんだ!
・性格を直さないと!
とかではなく、
・なるべくパニックにならないよう、予定を見渡せる仕組みを作っとこう
・時間に余裕を持とう
・選択肢をいくつか挙げてその中から選ぼう
などの対策を講じることができます。
そうすると、必要以上に自分を責めることもないし、対応策や事前準備も自分に合ったものを選ぶことが出来ます。
いろいろなことを自分で選ぶことが必要だからこそ、自分でコントロールできることと、できないことを知っておく必要があるかな、と思います。