昨日の記事の続きです。
まずは1つめのポイント
ポイント1
否定的なことを言っても、その思いをけして打ち消さない
これだけでも違います。
子どもは素直に正直に
「いやだ」
「悲しい」
などのネガティブな思いを伝えてきますね。
それに対して
「なんでそんなこというんだ」と怒ったり、周りの目を気にして
「そんなことないよ。ほら楽しいよ」とごまかしたり、という親御さんもいるでしょう。
でも、それをすると子どもの方はどう感じるかというと、
「僕って間違ってるんだ…」
「私の言うことなんて意味ないんだ」
「こんな風に思っちゃいけないんだ」
と自己否定の意識が芽生えるのです。
そして、大人に対しても不信感が…。
なので、まずはこれ
ポイント1
否定的なことを言っても、その思いをけして打ち消さない
子どもさんが小さければ小さいほど重要です。
さて、お話もだいたい終わって
「じゃあ、けいざいかるたを作ろう」となったところで、
帰りたい。
なんでこんなんせにゃいけんのん。
と意味を求めだした息子…。
それに対して私はどうしたかというと…
楽しいかどうかは自分が作ることじゃろ。楽しそうじゃないところでも楽しいことを自分から見つけるのが大事なんじゃないん。
自分がやりたいことやって、楽しくてそれだけでいいんかね?
ちょっとやったことないけぇ、って 興味が持てんけぇ、って おもしろくないって決めるんはかっこいいことなんかね。
1年生なのでここまで一気にしゃべりますが、小さい時はもう少し少しずつです。
でもどんなにちいさくても、おもねったり、気をそらしたり、ごきげんを取ったりはしません。
だって、ごきげんを取ってもらわないときげんが直せない人生って、辛くないですか?
あとは、
息子の激しい抵抗をするようなことはしないという特徴を知っているので、
どうするかは自分で考えて決めて。
もし、ちょっとでもやってもいいかなっていう気持ちがあるんなら手伝うよ。はい、書くものどうぞ。
と伝えました。
その間に何人かの大人の方から気にかけて声をかけてもらいました。
そのうちに
わかった。じゃあ、書くよ。
と鉛筆をもち書き始めました。
文章を考える元気はなかったので、文章は私が考えて、息子は絵が得意なので
じゃあ、Kくんは絵を考えて。
というと、少し気を取り直して絵を描き始めました。
ポイント2
気をそらしたり、もので釣ったりしてごきげん取りをしない
一つ一つの気持ちに区切りをつける練習をしないと、周りに自分のごきげんを取ってもらわないとどうしようもない子どもになってしまいます。
続きはまた明日。