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アドラー的子どもを叱らない方法(ドラマ「嫌われる勇気」第5話) 2017年2月公開記事

2022/08/18

この2日間、息子を注意すること2回。


昨日は、お友達のお尻にカンチョウして先生から電話(しかも先週も同じことして謝罪までしたのに…)

今日は、習い事のお習字にいつまでたっても行かなくて結局遅刻。


どちらも、基本は息子に自分でどうしたらいいか考えさせる、という形を取っているものの、

私が必要以上に介入してしまったな…という感じ…。


というのも、お友達のお尻にカンチョウしたことも、お習字に遅刻するのも、

本人が困ってから対応してもよかったかな、と私が反省しています。


なぜなら、どちらも息子の解決すべき課題だからです(問題ではなく解決可能な課題というところもポイント)。


課題の解決というのは、本人が自分で気づいて、自分で考えて、自分で解決のために動くことが必要なんです。


「誰かに言われてやった(やめた)」とか

「怒られたくないからやった(やめた)」とか

「褒めてほしいからやった(やめた)」というのは

課題を解決したとは言えないんですね。


ましてや、他人が、

「見てると気になる」とか

「自分がイライラする」とか

「迷惑かかるからイヤだ」とか

「良かれと思って」といった理由で本人に命令するのは、人の課題に必要以上に踏み込んでいて、やってはいけないというか

まあ、やる意味のないことなんですね。


ドラマ「嫌われる勇気」第5話ではこれを、「課題の分離」と言っていました。


課題の分離は、出来るようになると本当にラクに生きられるようになります。


「あの人がどう思うだろう」とか

「ああすればいいのに」とか

「あそこで私はどう思われるだろう」とか

「もっとよく思われたい」とか

「嫌われたくない」とかっていうのは、人が勝手に感じて思っていくことに対してどうにかコントロールしたいという、自分勝手な考えです。


それに、他人が感じて思うことまでかまっていたら、どんなに有能な人でも、エネルギーがいくらあっても足りません。

だって、自分のことで大抵の人はいっぱいいっぱいですよ。

その上人のことなんて、キャパオーバーするに決まってます。


大文字教授はこう言いました。



そして、


子どもに対して命令するのは、その子の課題に対して土足で踏み込む行為なんですね。


だから、私が昨日息子に

「あのさ~、先週カンチョウはもうしません、って言ったのに、今週またするっていうのはさ、脳みそちゃんと使っとるわけ?やったらいけんじゃろ」とキレるのも、

今日「お習字はいったいいつ行くんね?時計みんさいや~」とキレるのも、

課題の分離ができてない ってことです…はい。


じゃあ、どうすればいいのかというと、



なんだそうです。

ということは、

  1. 自分で失敗したことに気づくまで待つ。
  2. 気づいたら、助けを求めてくるまで待つ。(このためには日頃から「困ったときには助けるよ」と伝えておいたり実際に助けたりすることが大切)
  3. 助けを求めてきたら、一緒に考えて、自分で行動できるように助ける、ということです。

はぁ~、次がんばろ。


たとえ

親子であっても

夫婦であっても

友達であっても

この「課題の分離」は本当に大切です。


青年も最後には、


と解ったようです。


人から好かれることに関して言えば、

どうでもいい人からの好意を求める意味って、

誰にも嫌われていないというのは、誰からも好かれていないのと同じです。

それは自分にとっても、誰かにとっても特別な存在はいないということですから。


特別な存在であるというのは、誰かから好かれるが誰かからは嫌われる、ということ。


他人の課題に介入し、自分の課題を他者に押し付けたこの2人。


そこにあったのは友情ではなく、自分の人生を他人のせいにする、他人の人生を自分のせいにする、

そんな、自分の人生を歩むことに集中せずに不自由になってしまった姿でした。


自分の人生に集中するというのは、自由になるということ。



今日も読んでいただきありがとうございます。

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