先日、息子に言われた一言があまりにも衝撃的で思わずTweet🐦
そのTweetがこちら
今日の息子の一言。
「怒るって意味なくない?怒っても相手はもっと嫌になるだけじゃん。それなら、言い方優しくしたら全然違うのに。」
ごもっともです。
君はきっと、あれだな。
カーネギー読んだんだな。
— 広島市不登校向け家庭教師きらぼし学舎 (@kiraboshi7_0422) 2018年6月24日
どういうシチュエーションだったかと言うと、
息子は今ハマっているゲームがありまして、毎日ログインしてはアイテムをためています。
しかし、息子が毎日ちまちまコツコツためていたゲームのアイテムをお友達が一気に120個使いました。
なんとかして一瞬で取り戻したい息子。
お手伝いをするからお金くれ~!
え?いやいや、お手伝いの前にやるべきことをやってからでしょうが。
なんでよ!お金稼いで課金するんだ~!課金してアイテム取り戻すんだ~!
え?ちょっと待て。課金⁈
アイテムがなくなったのがショックなのはわかる。
だけど、課金はちょっと待て!!
てか、それ以前にやることあるでしょ?
ほんでも、自分のお金を自分の好きに使ったらいけんのん?
じゃあ、お金って何のためにあるん?
いや、確かにその通りだけど、そもそも自分のやるべきことやれって。
わーん!!
本当にパニックになっているときの人にはどんな正論だって入らない。
何も聞こえないし、何も理解できない。
だって、脳のワーキングメモリがパニックによっていっぱいになっているんだもの。
論理的に処理とか
状況に応じた判断とか
やってる余地なんて脳にはないのよね。
とりあえず話を聞いて気持ちを受け止めて、とやっては居ますが、
変にしっかりとしたことを言ってくるとその言葉に反応してうっかり言ったことが、
さらなるパニックを引き起こしたり、と大変です。
息子も話をしながら、
何個減ったの?
と聞いたら
120個
と。
でも、その120個は6日で取り返せる量で、
え、目標達成日が6日伸びるだけじゃん。
ダメなん?
と返したら、もうダメですね。
そんなんダメなんよ。
どうしてもダメ!!
とさらに泣き出す始末…。
「ああ、普通のことを言ってしまった。」と後悔しても遅かったです。
急遽、単身赴任中の夫に電話。
事情を説明。
課金はダメ!
ていうか、この泣いとる間に宿題なりなんなりできるでしょ。
それをやらんほうが効率悪いわ。
私のココロの声
なんでダメなんか考える暇もなくて、ダメって言い切れんとき、はっきり言ってくれるのは助かった。
責任逃れだけど…。
とりあえず失った分はなんかいろいろダウンロードボーナスとかで貯められるんでしょ?
そういうの全部やりきって、もう為す術がないってなったら相談乗るわ。
わかった。じゃあそうする。
夫の言葉で多少冷静になった息子。
それで、冒頭の言葉ですわ。
冷静になったらそれかよ⁈
とすっかりやれやれな気持ちになってしまいました。
お母さんとお父さんは役割が違います。
お母さんは帰る場所で、お父さんは外の世界へとつなげる人。
お母さんがしっかりと受け止めて安全基地であれば、
お父さんが多少突き放しても、現実的なことを言っても大丈夫です。(あまりにひどいとき、人道から外れるときは別ですが…)
役割が違うから言葉もやり方も違っていてOKです。
難しいことはお父さんにお願いしてみましょう。
まとめ
お母さんがしっかりと受け止めて安全基地であれば、お父さんは現実的でも大丈夫です。
役割分担して子育てしていきましょう。
ときにはお母さんはお父さんの翻訳家になることもあるかもしれませんが。
今日も読んでいただきありがとうございます。