ダメなら「いい?」って聞かないで‼
最近、息子にこんな風に怒られます。
こないだ三次に「ヒグチユウコ原画展」を見に行った時も。
帰りに私が千代田にある素敵な生地がたくさん置いてあるお店に行きたかったんです。
で、息子に
行くけどいい?
って聞いたんですね。
多分。
いやだ。
でも、帰り道だし。
いいじゃん。
とか言ってたんですが、そこで息子が一言
もう決まっとって断われんのんじゃん。
ダメなんだったら「いい?」って聞かんかったらいいじゃん。
まあね、確かににそうだよね。
と。
昨日も母と息子とで出かけていて、
お昼ご飯をどこかで食べて帰ろうとなった時に
母が息子に
Kくん、なんか食べたいものある?
と聞いたわけです。
息子は自分の知っているお店から選んで
お好み焼き!図書館の近くの!
と答えたんですが、
そこは真逆の方向で
いや、もっとこの辺で。
となったんですが、息子は譲らず…。
で、またもや
ダメなんだったら、聞かんでや!
せっかく考えても意味ないじゃん!
と。
まあ、息子にも一理あるな、と思いました。
子どもって大人が思っている以上に真面目…。
聞かれたことに一生懸命答えた結果、
却下されたら…。
まあ、怒りますね…。
こういうの、不登校の子にもあって、
次はいつ来れそう?
とか、
久しぶりになんとか頑張って学校に行くと
教室行ってみようか~?
って聞かれたりとか。
聞いた方の大人はまあ、そんなに重く聞いたつもりはなくって
期待を込めて聞いてたり
大丈夫そうだな~と思って試しに聞いてみたり
してるんですが、
聞かれた当の本人は
結構真面目に答えてて、
あ、これ、断れないやつだ…
と思って黙ってしまったりする。
そしたら、次から行けなくなったり。
なかなか期待に答えられない=自分はダメ
ってなりがちなので、
それ以上がっかりさせたくないし、
がっかりされたくないし、
そしたら最初から期待されたくないし、
で、反応したくなくなる…。
拒否権を認める。
それだけで、安心できたり…。
最初に
これは、断ってもいいからね。
って付け加えとくとかね。
不登校の子って最初のころみんな罪悪感抱えてます。
多分。
聞いたことないけど。
だから、断れないってなると、余計に罪悪感増えていくばっかりかなって思います。
まとめ
子どもの拒否権、つい忘れがちになりますが
認めてみたら関係変わりそう。
今日も読んでいただきありがとうございます。