今日の内容を一言でまとめると
あなたの子どもは
もしかしたらすでに「本好き」なのかもしれない。
です。
子どもに本を読ませたいけど、
子どもが本嫌いでなかなか読みません。
そんなお悩みよく聞きます。
作家の川上未映子さんが芥川賞を受賞した時に
「家には本がありませんでした」
と言われていて、
うそ!!
本がない家に育っても芥川賞取れるんだ!!
と驚いた記憶がありますが、
(実はあったらしい)
なかなか、子どもを本好きにするのは難しい。
で、今日はいくつかのアイデアをご提案します。
①「本好き」という枠を広げてみる
親の方が「本=小説」とか「本=論説」とか思っていませんか?
確かに、小説や新書も面白い。
でも、図鑑だって、攻略本だって、漫画だって、選手名鑑だって十分本ですよ。
そこから漢字クイズやカタカナクイズをして
漢字やカタカナを覚えた子がたくさんいます。
私も漫画からたくさんの言葉を知ったり、漢字を覚えた一人です。
本を差別しなければ、子どもさんはまあまあ「本好き」の一歩を踏み出していませんか??
②さりげなく、興味を持ちそうな本を置いておく。
無言の提示というものがあります。
風景になってもいいじゃないですか?
心の片隅のどこかに残っていますよ。
先日、本を息子が読んでいました。
何日間かかけて全て読んだそうです。
絵のない本を「字本」と呼んで全く興味を示さない息子がです。
もともとは私が興味があって読んだ本。
何ヶ月も置いてあるだけだったのに、
どこで興味を持つのかわからないものだなー。
と、感心しました。
で、2匹目のドジョウを狙って別の本を買ってみましたが
Kくん、ポケモン興味ないんよねー。
と言われてしまいました…
あまり、狙いすぎない方が良いようです…。
教室に置いている本は、読みなさいとか一言も言いませんが
生徒さんはちょこちょこ見ています。
子ども向け大人向け関係なく見ていますね〜。
この間、来た子どもさんも手に取ってましたよー。
ポイントは取り立てて反応しないことですかねー。
親に変に反応されると
それが嫌でもうやらなくなる可能性大です。
③YouTubeなど映像から入る
本を読ませたい理由が「知識を手に入れる」「人生に活かす」であるならば、それは本じゃなくてもいいのかも。
それに、いずれ本にも手が伸ばせるかも。
以前、
「学校で習った「羅生門」がテストに出るけどさっぱり意味がわからない」
と言っていた生徒さんにこの動画を勧めました。
とりあえず、わかることが目的だったから
方法はなんでもいいと思ったからです。
そしたら、教科書もなんとなくわかって読むのとわかってないのでは
違って見えてきます。
「ちょっと知っている」の効果って実はおおきいんです。
まとめ
大人が「本好き」というものを狭く考えて批判している限り、子どもは決して大人の思うような「本好き」とはならない。
見方を変えれば、すでに十分本好きな可能性もある。
今日も読んでいただきありがとうございます。