今日の内容を一言でまとめると
子どもが周りを気にしだしたら
「気にするな」は
絶対言わない。
です。
息子には体育を嫌いになってほしくない。
私自身の切実な願いだったりします。
体育が嫌いだと、
小学5年生くらいから高校3年生までの8年間くらい体育の授業が
本当に楽しくなくなります。
体育の授業のたびにお腹が痛くなる子もいます。
(小学生のころの私がそれ。保健で「心身症」という言葉を知って「私は心身症でお腹が痛くなってたのか。」と気づいたのもいい思い出。)
実は
いつ、この子は体育が嫌いになるんだろうか…
とドキドキしてました。
根っからのゲーマーの息子
運動習慣のない私たち夫婦。
「体育を好きになるほど身体を動かしてない・そういう環境にない」
という条件がバッチリ揃っているんです。
4年生後半のある日、息子に
最近、好きな教科は何?
と聞いたら以前は入っていた体育が無くなっていました。
おお。ついに来たか!!
そう思いました。
体育が嫌いになるとしたら、4年生
なぜかと言うと、
4年生くらいで周りの目が気になり始め、周りと自分を比べる
「公的自己意識」が成長して来るからです。
この辺ね、知ってるのと知らないのじゃ全然違う。
そういう年頃になってきたときに、つい周りを気にしたり、周りと比べたりして悩む
で、勇気を振り絞って親に相談したとき、
何にも知らないと
人なんて気にしなくていいよ!!
って親は言い放ってしまう。
気にしなくていいよ。
って何の励ましにも気分転換にもなりません。
そう。もちろん正論ですよ。
気にする必要なんてない。
だけど、言われた子どもはどう思うか。
周りを気にする自分がおかしいんだ。
自分のこの気持ちは思ってはいけないものなんだ。
自分の気持ちは大切なものじゃないんだ。
自分の気持より周りの考えのほうが大切なんだ。
周りを気にしだした、ってことは
順調に成長している、ってことです!!
なので、
人なんて気にしなくていいよ!!
は言ってはいけません。
さて、
「体育を疎ましく」思っている息子に対して
私が何を考え行動したか…。
続きは次回。
今日も読んでいただきありがとうございます。