【子どもの「〇〇がほしい!」にどこまで応えるか】
Q「子どもが出かける度に『あれ欲しい!』『これ欲しい!』と言います。どうしたらいいですか?」
ふむふむ。
なるほど…。って全然これだけでは状況がわからないですが、まあ子どもにしょっちゅうねだられると困りますね。
生徒さんでも、来るたびに何かしら欲しがる子がいます。
ちょっとかわいいものを見つけると
あ!これかわいい!先生、ちょうだい!!
って言います。
小学生さんには、セッション終わるとご褒美のシールを1つあげますが、それを何個も欲しがったりします。
そんな「欲しがりさんへの対処法」をちょっと考えてみました。
「欲しがりさんへの対処法」植木の場合
欲しがりさんの特徴として
があると思います。
なので、即座に簡潔に答えます。
先生、これほしい!
ダメです
以上!
私があげたいものは私が決めます。
お菓子や飲み物はあげるつもりで買ってあるからどうぞ。
でも、教室の備品とか本とかノートとかいくら可愛くても、その子が気に入ってもあげません。
ダメです
終わり!
大切なのは、それ以上子どもの期待を膨らませないこと。
うっかり
どこがいいの?
とか
何が良さそうなの?
とか聞くとそれって説得されようとしてるってことじゃないですか?
あげるつもり、買うつもりないのに本気度確かめるってちょっとひどくないですか⁇
なので、深めない。
うっかりやってる親御さん多いんじゃないかなー。
気持ち汲んでも別に欲しい気持ちおさまらないよ。
ポイントは敬語で伝えること。
断るとき、禁止するときは、敬語で言うと伝わりやすくなります。
きっぱり!はっきり!目を見て言うのがポイントです。
息子にもずっとこうしてきました。
全然ひどくないですよ。
変に期待持たせるほうがよっぽどかひどい。
まず、自分の腹を括るのが大切です。
あと、「物をもらう=愛情」という考えをもっている場合があります。
そういう子には、なるべくはっきりと
と好意を伝えます。
物をあげることだけが好意の表し方ではないからです。
で、こういう子ははっきりとわかりやすく言うと、割とすんなり受け取るし、欲しい気持ちもあっさり次にいきます。
回数は多いけど、一つ一つはそんなに重くないです。
ごねたりするのは、たぶん期待もたせてるんじゃないかなぁ。
「〇〇できたらね」とか。
「がんばったらね!」も子どもの頑張りと大人の頑張りは全然違うから、
子どもにとっては「頑張った!」も大人からみたら「まだまだ!」だったりして、
すぐ、どっちかが「嘘ついた!」とかってトラブルの素なので、条件は出しません。
管理も大変だし。
断るのに理由なんかなくていいんです。
「ダメです。」
「無理です」
「できません」
で伝えればいいと思います。
「なんで?!」って聞くのは、単に「どこか穴がないか?あったら見つけて突破したい!」だけのことなので、教える必要などありません。
特に口がそんなに回らないお母さん。
やめときんちゃい。
「ダメです」
「いやです」
を100回も言えば諦めるでしょう。
今日も読んでいただきありがとうございます。