間違うのが怖い
人に質問するのも怖い
そんな子どもさんがいます。
安心・安全・ポジティブをモットーにしている私にもそういう子どもさんはなかなか手強いです。
そんな子どもさんにまず見せるのは、
大人が間違えてそれをリカバリーする姿
あ、間違えちゃったー!でも大丈夫!死なんけぇ
というのをちょこちょこ出します。
ええ!と驚く子もいれば、不審な顔で見てくる子もいます。
自閉が強めだったりすると、先生が間違うということが想像できないことがあり一気に信用問題に発展したりするので、ここはちょっと加減しつつ、様子見つつ、ですが。
不安や恐怖が強い場合には、
安全な場所で、敢えて間違えを練習します。
かなりの高確率で上手く行きそうな時は、
大丈夫、死なんけぇやってごらん。ほら、大丈夫だったじゃろ。
を繰り返します。
自分の間違いが人格的なものと思って許せない場合には、先生をやってもらったりします。
ごっこ遊びです。
間違えてもフォローしたり、持ち上げたり、気をとりなおすように促したりはしません。
あ、残念。
それで、終わりです。
ここで、やたらと気を遣ったり、気分を変えてやろうとあれやこれやすると、子どもは
間違いって抱えていてはいけないんだ!こんなになんとかしないといけないことなんだ!
となって、ますます恐れます。
そんなことを実感としてわかる過程を大切にしています。
安全な場所で受け入れられること、そして、小さく練習することをきらぼし学舎では大切にしています。
今日も読んでいただきありがとうございます。