今日のポイント
お家に受験生がいたら…
しかも
進路が決まっていなかったら…
さらに、
不登校で推薦はできないと学校に言われたら…
(広島市の私立高校の場合、推薦入試だとほぼ合格をもらえます)
親御さんは不安ですね。
「なるべくなら本人の希望を叶えてやりたい」
そう思いますよね。
ただ、「逃げじゃなくて、頑張るところを見たい」
というのが
親御さんのどこかにあるんじゃないかな、と思います。
まあ、そりゃあそうですよね。
親にとって何が嬉しいって
子どもが目標に向かって
邁進している姿を見るのが
嬉しいですよね
でも、はっきり言います。
そこは、諦めてください。
はっきり言いすぎてごめんなさい。
高校に行くことを目標にキラキラできるんだったら
はっきり言って不登校なんかなってませんよ。
もう、とっくの昔に学校行って
提出物も出して
定期試験も受けて
今頃面接練習していますよ。
私達大人はつい
「将来の目標があれば」と思ってしまいます。
が
本当の課題は「将来の目標がないこと」ではありません。
(そりゃあ、あるに越したことはありませんが必須条件ではありません)
「とりあえずできそうなことからやってみる」
という足元を固める力です。
それができないからキツイ
じゃあ、なぜできないのか?
そのほとんどは自分に対する間違ったイメージに邪魔されるから
「僕は何をやってもダメだ」
「僕はいつもくじけてしまう」
「僕が何かをやろうとするといつも誰かに邪魔をされる」
「僕はいつもみんなにバカにされる」
これらは全て、自分に言い聞かせている「ホントっぽいウソ」です。
では、この自己イメージを変えて
「ダメなときもたまにはある」
「時にはくじけてもいい」
「いつも自分の思い通りになるわけではない」
「自分がキライな人がいるのと同じように、僕のことをキライな人もいる」
こんな風に思えることが大切です。
それでは、そのために
どちらの言葉かけがいいと思いますか?
「あんまり休みすぎたら、どんどん行きづらくなるよ」
「大丈夫?行けそう?むりしなくていいよ。」
決めました?
・
・
・
正解は・・・
どっちもブ~
そんなわかりきったこと言ってどうするんですか??
本人が一番よくわかっていますよ。
大切なのは
登校を促すことではありません。
進路を無理やり決めることでもありません。
子どもさんが自分で立って歩けるように
「あなたは立って歩けるよ!」と教えてあげることです。
具体的には
①できていることに着目する。そして伝える
・お母さんのこと考えてくれてありがとう
・自分でできるなんてすごいね!
・わ!!よくそんなこと思いついたね!
・発想が新しいね!
②感謝の気持ちを伝える
・生まれてきてくれた
・健康に育っている
・優しい
これらも全部感謝で伝えます。
③失敗しても、うまくいっても、あなた自身は価値のある、素晴らしい存在だよ
と伝える。
え?
恥ずかしくてできない?
子どもが
「学校行けない」っていうのは
「行けば絶対いいってわかるのに!!」
と行くことを勧めるくせに
自分はできないってどういうこと
子どもに変わってほしいんでしょ?
自分の未来を自分で決めて人生を楽しく過ごしてほしいんでしょ?
だったらやることはひとつです。
親御さん自身がまず変わること
恥ずかしいとかそんなの関係ない
目の前で死にそうだったら絶対やるでしょう??
今目の前で子どもさんはじわじわと死にそうになってるのと同じですよ。
だったら
やることはこの3つです
毎日伝えましょう。
①できていることに着目して伝える
・お母さんのこと考えてくれてありがとう
・自分でできるなんてすごいね
・わ!!よくそんなこと思いついたね!
・発想が新しいね!
②感謝の気持ちを伝える
・生まれてきてくれた
・健康に育っている
・優しい
これらも全部感謝で伝えます
③失敗しても、うまくいっても、あなた自身は価値のある素晴らしい存在だよ
と伝える。
今日も読んでくださってありがとうございます。
今回取得した「マインドマップインストラクター」の資格は
大学の学費の1年分以上でした。
たくさんたくさん何も言わずお金を出してくれた
親のありがたさを、今頃になって噛みしめました。