今日のポイント
子どもを自分の言いなりにさせる方法あります
本日息子が1年生となり、無事に入学式を終えることができました。
入学式後の学級懇談にて先生が、
「気になることやわからないことがあったらどんな些細なことでもいいです。教えてください。
1つお願いしたいのは、ご家庭で子どもさんに対して、学校や担任の私のことについて言うのは控えてくださいね。
子どもさんが、お母さん、お父さんと私との間で板挟みとなってつらい思いをしてしまうことになります。
どうぞ、私にいろいろお聞かせください。」
これ、大切なことだな~と思いました。
きらぼし学舎に来られる親御さんで
「先生がうちの子の思いをしっかり汲んでくれないんです。」
「うちの子、先生の言うことをききたくないみたいで…。」
と言われる方が何人もいらっしゃいます。
そういう方はたいていまだ子どもさんにお会いする前から、
「でも、希恵先生のことを話したらすごく気に入ったみたいで、前向きにやる気になっています。」
ともおっしゃってくれるんですが、
これって、
「もしかしたらお母さんの思いが子どもさんに映っているのでは」と思ったりするんです。
会う前から私のコト「良い」ってわからんでしょ~?
子どもはお母さんに好かれたいと思っています。
だからお母さんの好きなものは自分も好きになるし、お母さんの嫌いなものは自分も嫌いになります。
もし、
お母さんの好きなものを嫌いと言ったり、お母さんの嫌いなものを好きと言ったりすれば、お母さんとの間に意見の食い違いが生じます。
これをバランス理論といいます。
子どもにとってお母さんに嫌われることは死を意味しますから、脅威なんですね。
だから、
お母さんが先生に不満があったり、好きじゃない先生・合わない先生だったとき、
子どもさんに悪口を言ったり、親と同じ意見を持つように強要すると、子どもさんの判断力をどんどん奪うことができます。
自分と同じ意見で、言いなりになる従順な子どもさんが欲しければ、
どんどん先生を批判して、
どんどん社会を批判して、
世の中には理不尽と恐怖があふれている
お母さんのそばにいる時だけ安全!と教えてあげてください。
あなたに反発して、違う意見を堂々と言ったりする子になってたら、何でも言いなりになる子作戦は失敗ですよ。
今日はそんな悪魔のささやきでした。
今日も読んでいただきありがとうございます。
子どもさんには、自分で見て、自分で感じて、自分で考えて、判断する力を養ってほしい、と私は思っています。
あなたはどうですか?