最近では発達障がい、特にAD/HD(注意欠陥・多動性障害)が多くのメディアに取り上げられたりしてきて、
認知されることが多くなったので、上記の様な行動を聞くと 「発達障害なんじゃない」そんな風に思われることもあります。
でも、知ってますか?
発達障がいじゃなくても発達障がいのような行動をすることってあるんですよ(発達障害様行動形式とかっていわれたりします)。
こういう症状は
実は「愛着障害」*でも同じような行動が出てきたりするんです(特に不注意に関係する行動が出るようです)
*幼少期に親の愛情を何らかの理由で必要な時必要なだけ感じることができなかったことで、行動や人間関係に問題を及ぼす障害のこと
このプリント、昔、おいっこが学校からもらってきたのを取ってるんですが、「広島少年鑑別所」発行ってのがリアルです。
写真では、分かりづらいので、書いてみると…
「我が子を非行化させる秘訣12ヵ条」
この根底にあるのは、子どもに対する「徹底した無関心」なんですね
「どんなに殺伐としたひどい家族なんじゃろう」
「うちとは違うわ~」
そんな風に思われるかもしれません。
が、
案外、よその関係ない話でもないですよ。
親御さんが心配するあまり、
「どしたん?」
「何が合ったん?」
「あ、わかった。○○くんが何かイヤなこといったんじゃろう?」
「ええよ。お母さんが言ってあげる。」と一方的に喋りまくっている…。
これは無関心なのとほぼ同じです。
「ご飯中にテレビはダメよ!」
「もう、しょうがないねぇ。今日だけよ。」と毎日やっている。
とかね。
1.2.5.6.7とかは、けっこう一般家庭でもひんぱんに見られるんじゃないかと思います。
案外、他人事じゃない!!
子育てって、初めてだし本当に正解がないし、すぐ結果がわからないし、大変なことです。
私も毎日悩んだり、笑ったり、楽しんだり、喜んだり、イラッとしたり、忙しいです。
でも、大事なのは、人間を育てているってこと。
1日に10分でもいいので手を止めて、
子どもの目を見ながら話をするのではなく、話を聞いてみませんか?
大好きだよって言ってみませんか?
例え発達障がいだったとしても、大変なのは、
自信が著しく低下したり、人を信用できなかったり、人生に無力感をもっていたり、といった2次障害です。
もしかしたら、発達障がいの子どもさんに対しても
お母さんの愛情を、子どもさんに伝わる方法で適切に伝えることで、
自信のなさや、傷ついてしまって考え方に融通が効かないようなところは変化してくるかもしれません
今日も読んでいただきありがとうございます。