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心の防災:私たちにできること 2016年4月公開記事

2022/06/16

今日のポイント

災害時には性犯罪があります。
我が子を犯罪者にしないために、大人にできることがあります。


連日の報道で、自分たちにできることはないかと考えていらっしゃると思います。


義捐金もその1つですね。参考サイト 平成28年熊本地震の被災者に対する義援金など寄付先まとめ


フェイスブックを見ていると、多くの方々が熊本のために動いたり、いろいろな情報を伝えたりしていることを知ることができます。

 

私も、ライフオーガナイザーになってから、仲間が熊本にいますから、毎日本当に1日も早く心と身体が休まるように祈るばかりです。

 

そんな中、こんな記事が。

 

だから 女を捨てろって!被災時に知らないといけないこと




防災アドバイザーである 岡部梨恵子さん。

 

災害時には避難所や人気の少ないところで、女性や子どもが性犯罪に巻き込まれることが多く、

避難所では女性だと見て分かる格好や道具は使わないように、防災グッズはピンクなど避けて買うようにと警告されています。

 

多くの人が支援や自分のできることを考えている時に、悲しいことではありますが本当のことなんだと思います。

 

平常時では起こりえないことが起きるんだと思います。

 

私たちにできること、それは、ネガティブな感情を安全に出して自分で処理できる子どもを育てること。

 

特に、私も含め男の子を育てているお母さん・お父さん。

我が子を災害時の犯罪者にしてはいけません。

 

怒りや悲しみ、寂しさといった、ネガティブな感情を押さえつけて、無理やり引きはがされて、思いを否定されて育つと

イザという時、今まで押さえつけてきたものが爆発します。

 

押さえつけるものがなくなった時、人が見ていない時、混乱したり、パニックになったり、強いストレスを感じた時、

人を傷つける形ででてしまいます。


今まで自分がされていた仕返しをしてしまうんです。

 

男らしさというのは、

  • 力が強い
  • 怒りをエネルギーに変えられる
  • 不屈の精神
  • 根性

というのを強いることでは育ちません。


ましてや暴力で脅して育つものではありません。


むしろ

  • めそめそする
  • 無く
  • 怖がる
  • 失敗する
  • 間違える
  • 怒ったりイライラする

そんなことを認めてもらうことで育ちます。

  • 「痛いね」
  • 「怖いね」
  • 「寂しいね」

そんなことを大人も感じるんだと教えてあげてください。

 

弱音を吐く子どもにイライラをしているのは、大人の方です。

大人がガマンできないのです。

「辛いね。お母さんも・お父さんもしんどいんよ。一緒におろうね」

これでいいんです。

 

日々の関わりの延長に、災害時・非常時の行動があります。

 

甘やかすのとは違います。

気持ちをそのまま受け留める。

 

そうすれば、子どもは勇気のある心を持つことができるんです。


 

日頃から大人にできることは

  • 気持ちをそのまま言ってあげる。
  • 「痛くないよ」「怖くないよ」とウソをつかない。
  • 「ちょっと痛いよ。でもすぐ終わるよ。」と本当のことを伝える。
  • 機嫌を直すためにモノで釣ったり、気をそらさせたりしない。
  • 「残念だったね」で十分。あとはほっとく。

これです。

 

子どもたちが、安全に自分のネガティブな感情をかかえていけるように。

心も防災しておきませんか。

 

今日も読んでいただきありがとうございます。

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