やりたい!自分を高めたい!ママの生き方を、心理学とマインドマップで応援する。
エネルギー効率の良い生き方をオンラインで学べるWebラーニングサイトが「きらぼしstudy online」です。
  1. きらぼし学舎 過去ブログ
  2. 子どもが不登校だからこそキライな人に耳を傾けてみる 2016年6月公開記事
 

子どもが不登校だからこそキライな人に耳を傾けてみる 2016年6月公開記事

2022/07/10

 

今日のポイント

あなたの耳が痛いことを言ってくる人、感じの悪い人は、あなたにとって救世主となるかもしれません


先日、ベイトソンの考案した「ダブルバインド理論」について学んできました。 グレゴリー・ベイトソンwiki


講師の先生は、実際にベイトソンから指導を受けた 野村直樹先生

本当に、本当に、紳士な先生で、ステキでした。



講座はソクラテス式質問法のような感じで進み、そこで、グループトークがありました。



そこで、何か相談を出すように言われたんですが、グループの誰も口火を切らなかったので

私は、最近気になっている

「不登校が続いていて、それに、本人も含め誰も納得していない場合、本人がやる気にならないとどうしようもない。今本人は何も動こうとしていないから膠着状態だ」という状況について、メンバーのみなさんに少しご相談しました。


そうしたら、メンバーのお一人に思ってもみないことばをいただいたんです。


そのことばとは

「あなた自身がその状況を『膠着している』というフレームを持って見ていますよね。」

というものでした。


つまり、私自身が「本人は動いていない」と決めつけていたと言う意味です。


正直「わおホンマじゃ」という気持ちになるのに3秒位かかりました。


その3秒間に私の頭の中に浮かんだことばは「なにその言い方何でそんなこと言われんといけんの」でした。


そう。内容じゃなくて言い方に反応したんですね

そこには、私の「私の大変な気持ちわかってよ」と「私が変わるんじゃなくて相手を変えたい」というエゴがあったことに気づきました。

でも、その方がおっしゃっていることは正しいことなので、3秒後に「わおホンマじゃ」となったんですね。


  • 人に言われたことが納得できない
  • 自分の考えをバッサリ切り捨てられた
  • ことごとく反対の意見を言われる

子どもさんが発達障がいグレーゾーンだったり、不登校だったりすると、そういうことってよくあると思います。


自分は辛いから話を聞いてほしい

でも、相手は何かアドバイス的なことを言ってくる


「そんなこと100も承知だしっ」

「そんな簡単にできるくらいなら今頃やってるわ」


そんな風に思うかもしれません。


でも、相手に善意があるかどうか、相手が感じいいかどうかは関係なく

自分と違った考えを持った人を大切にしてみてください。


ブリーフ・セラピーという心理療法の基本原則に

「上手くいっていることはそのまま続けなさい。上手くいかないことは今すぐやめなさい。その代わり、何でもいいから他のことをしなさい。」というのがあります。


でも、自分の頭で考えられる、何でもいいから他のこと、なんて限られているんです。


でも、あなたと意見の違う人、考えの合わない人、感じの悪い人は違います。


あなたと全く違うものの見方、考え方を持っています。


だから、相手の感じはひとまず置いておいて、言っている内容に着目して、とりあえずやってみる、というのがオススメなんです。


私はその方のおかげで、自分には無い見方を出来るようになりました。

視野を拡げてもらいました。

なので、ちょっと行動が変わりました。


お母さんの心配を聞くのではなく、お母さんが今やっていることを聞いてみる。

お母さんの行動の中に、子どもさんとの関わりのヒントがあるかもしれないからです。

そして、表面には現れていないけど、その子は動いている、という視点を持って見てみる。

というのを実践中です。


あなたの耳が痛いことを言ってくる人、感じの悪い人は、あなたにとって救世主となりえます。


どうぞ、態度ではなく、ことばに耳を傾けて、とりあえずやってみてください。



今日も読んでいただきありがとうございます。

効率よく生きたいママを心理学の学びとマインドマップで応援します!

【きらぼしStudyOnline】

  • ご提供サービスに関するご質問・ご相談
  • ご予約時間や会社アクセスに関するご相談
  • 取材依頼やコラボレーション、講演に関するお問い合わせ


不登校・発達障害の子どものための個別学習指導と子どもさん親御さんのカウンセリング

【きらぼし学舎】

  • 学習指導・カウンセリングに関するご質問・ご相談
  • セッションの追加・予約
  • 取材依頼やコラボレーション、講演に関するお問い合わせ

こちらよりお問い合わせくださいね。

きらぼしStudyOnline・きらぼし学舎【お問い合わせ】