今日のポイント
「できない」がダメなんじゃなく「できないはダメ」と思っていることがダメなんです。
いい悪いで考えるのをやめませんか?
何かイヤなことがあったり、自己嫌悪に陥っているとき
「こんなこと考えちゃいけない」「こんなことしたらいけない」「これじゃあダメだ」と今の自分を否定したり、
欲しくもないものをたくさん買ったりたくさん食べたり、ひたすらテレビをみまくったりして自分の気をまぎらわそうとしていませんか
まず、気をまぎらわすのをやめましょう
私たちは普段気づかないうちにいろいろなことに評価をくだしています。
「かわいい」
「すごい」
「キレイ」
「整っている」
「好き」
「おもしろい」
「いい」
「よくない」
「わかりにくい」
・・・
そして、そのほとんどが2元論です。
2元論は
いい-悪い
キレイ-汚い
できる-できない
といった2択で考える考え方のことです。
2元論で考えると人は辛くなります。
それは、『「できる」ではない』ってことはすべて「できない」という状態だということを表しているからです。
実は『「できる」ではない』の中には「できない」だけでなく、「知らない」とか「興味ない」とか「意味を感じない」とか「やらないことにしている」とか「やりたくない」とか「完全ではないけど今とちゅうまでできている」そんなことが入っている。
にも関わらず私たちは「できる」じゃない自分を嘆いたり、自己卑下したりしてしまうのです…。
(こんな風に『「できる」じゃない』にはいろいろある。)
「できない」がダメなんじゃなく「できないはダメ」と思っていることがダメなんです。
どのくらい?で考えてみる
「あ~できてないな~」と思う時、「どのくらい?」と自分に質問してみてください。
生まれてからこれまで全く0ということはないと思うんです。
今までどこかで「できた」があったから今の「できてない」に注目するんですから。
でも、その「できた」がカウントされてない可能性があるんです。
「どのくらい」と自分に聞くことで「できた」を思い出してみましょう。
それはどんな時でしたか?
その前後には何がありましたか?
もしくは、なにがありませんでしたか?
だれか助けてくれた人がいましたか?
どんな気持ちでやりましたか?
きっと過去の自分が教えてくれるはずですよ。
今日も読んでいただきありがとうございます。