今日のポイント
どんな子どもでもマネするのは親の言っていること < やっていること(言っていることよりもやっていること)
母「あ゛!また玄関にランドセルが投げてある」
(この人いつ気づくんじゃろうか)
(まだやってない)
(まだ)
(まだっ)
母「あんたね~いいかげんにしんさいよ~!いつになったらランドセル片づけるんね せdrtfgyふいjこpl@;:」
子「あ~、もう。ハイハイ(あ~たいぎぃ)」
母「あ゛~なんなんねその態度は!あんたがなかなかやらんけぇ fgthyじゅきぉ;…」
こういうこと私もよくありました。
でも、ある日息子に言われたんです。
「かあしゃん、Kくんに『ちょっときて』って言うとき、もう怒っとるじゃろ?
そしたら、Kくん『怒られるんか~』って思ったらなんかやりたくなくなるんよ。
じゃけぇ、もうちょっと言い方変えてくれん?」
なんとも冷静な発言…
それを聞いて私はふか~くふか~く反省しました。
(そっか~。がまんしてがまんしてそれから呼びつけるけぇ、私の中では正当な怒りなつもりじゃけど、いきなり怒られたらそりゃびっくりするし、まあ、やりたくなくなるわな)
息子の言うことはもっともだし、
日頃から「人に何かやってもらいたいと思ったら、相手に伝わる言い方考えて工夫せんといけんよ」と言ってるんだったら
私がそれを実践しないといけないわけです。
それに、私は息子に
自分で考え、行動できる人間になって欲しい と思っています。
(どんな人間になって欲しいかをイメージしておくのは地味にだいじです!!)
そしたら、この申し出は私の子育て目標にバッチリ合っている。
どんな子どもでもマネするのは
親の言っていること < やっていること
口では言っていても、親がやってなかったら子どもはやらない。
(ああなりたくない、で反面教師はあるかもしれませんが…)
じゃあ、どんな言い方をしようかな~、と思い本人に聞いてみました。
「Kくん、じゃあ、言い方変えるね。どんな言い方がいい?」
「やさしく、『Kくん、これやりなさい』って言って。」
「わかった。ほんじゃあ、『Kくん、洗濯物片づけなさい』で、心の声もつけてもいい」
「どんなの」
「なんで、ちゃっちゃと片づけられんのんね~!はよしんさいや~! どう?かあしゃん、怒った方がすっきりするみたい」
「ぷぷっ ときどきならいいよ」
それ以来、やさしく言う ときどき心の声をつける
そんな感じで笑いも交えながら伝えています。
やればできるじゃん、私。
何かやってほしい行動を伝えるのに、怒りは別に必要ないんですよね。
怖い声で言わないとやらない子は、それが当たり前になってるから。
言われるまでやらないことにしていることも…。
「やさしく言う」
なぜ、これがうまくいくかというと脳の機能が関係しているんです。
脳の成長と仕組みを知ると
「じゃけぇ、うちの子何回も同じこと言わすんか~」とか
「じゃけぇ、同じ失敗何回もやらかすんか~」ってわかります。
脳のお話はまた次回。
口うるさく叱って、子どもの反応にさらにキレる前に、ちょっと試してみてくださいね。
そして、子どもさん自身に「どんな言い方してほしい?」と、聞いてみてくださいね。
でもね~、心理勉強してて練習してても難しいんだから、自己コントロールっていうのは本当に難しいんだよね~。
それでもやるのは(自己嫌悪に陥るのも含めて)やはり愛じゃないかと思うのよ~。
ちなみに、気が散ってさっぱり進まない子にはこんな声かけもありますよ
子どもに腹が立ちそうなとき、一気に笑いに変える方法
今日も読んでいただきありがとうございます