子どもって、急に気分が変わったりするものです。
大人にとっては困ってしまうことですが、子どもにとっては仕方のないことだったりします。
なぜなら、子どもは経験が少ないので、どんなことが起きるか想像するのに材料が足らないんです…。
国産牛フィレ肉のポワレ 季節の温野菜とマスタードソース オレンジの香りを纏ったブールパチュー
どんな料理か想像できますか(のだめの言う呪文料理…)?
私はできません。
でも、なんとな~く、牛肉ねとか、温野菜だからボイルまたは蒸した野菜かな?とか、ソースはマスタードね、とかはわかりますが、
料理の全貌はわからない…。
出てくるまでドキドキ。
出てきた料理を見て「思ってたんと違う…。」
食べてますます「ブールパチューってどの部分」ってなりますよね。
これと同じことが、子どもの頭の中ではいつも起きています。
ね、大変でしょ~。
で、生きていくうちにいろいろなことを経験して、その経験と知識とを総動員して、
今、目の前にある未知なものを想像したり、理解したり、ということを私たちは繰り返しているんです。
小さな子にとっては毎日、毎時間が未知との遭遇。
そりゃね、混乱もしますよね…。
で、うちの子の混乱をネタにこの3日間書いています。
ココまでのポイントはこの2つ
ポイント1
否定的なことを言っても、その思いをけして打ち消さない
ポイント2
気をそらしたり、もので釣ったりしてごきげん取りをしない
ポイントは2必ずポイント1とセットで使ってくださいね。
普段から
と言った、子どもに求めるのと同じ態度を親も取っていることが必須条件です。
親と子どもでルールを変えると(親に治外法権が認められている)
子どもは大人を信用しなくなり、しかも自分より年下や弱い子どもに対して卑怯なことをし始めます。
さて、うちの子はこの後どうなったのかというと…。
得意な絵を描くことで、気分も少しずつ前向きに(むしろ、こだわって絵を描いていました。
色まで塗りたいと言いましたが、
「時間がないからそれは難しいかな。絵を雑にして色を塗るか、丁寧に描いて色なしか、どっちかよ」と選ばせました)
そして、無事に最後のみんなでかるたとりにも参加できました。
で、全部終わった後にかけた一言が3つ目のポイントです。
ポイント3
頑張ったことをねぎらう
必ず「よくがんばったね」と言い、「えらい子だね」とは言わない。
Kくん、最初イヤじゃったけどよくがんばったね。かあしゃん、すごいと思うよ。頑張ってみてどうじゃった?
うん。(照れる)
必ず全てが終わった後にねぎらって、自分が予想していたことと違ったけど、経験したらまあまあよかった、と言うかたちにして終えます。
これ、めちゃめちゃ大切だと思います。
だって、そもそも本当はやりたいわけではなかったから。
ある意味外的な強制力でやらされた。
でも、意外と楽しかった。
自分が知らないことにも、楽しいことが隠れている。
この積み重ねで、少しずついろいろなことにチャレンジしたり、適応したりできるようになります。
たいていの場合子どもの「イヤ」は「知らないから怖い」、
または「知らないから楽しい確証がない」というのが理由です。
ちなみに、
「えらいね」とほめると、失敗しそうなことにはチャレンジしないようになります。
つまり、失敗が怖くなるんですね。
3日間、子どもの心変わりについてブログを書いてみました。
いかがだったでしょうか?
今日の一番大切なことは親のコチラの態度。
普段から、
と言った、子どもに求めるのと同じ態度を親も取っていることが必須条件です。
親と子どもでルールを変えると(親に治外法権が認められている)子どもは大人を信用しなくなり、しかも自分より年下や弱い子どもに対して卑怯なことをし始めます。
自分自身を振り返って、気をつけてみてくださいね。
今日も読んでいただきありがとうございます。