昨日まで、急に心変わりした息子と、その息子への対処法をまとめてお送りしました。
でも、読んだ時は
「うんうん。ほんまそうよね、気をつけよう」って思えても、
「いざ目の前にいる子どもが戸惑うようなことを言い出したら、そんな風に対処できる自信ない…」
というのが本音ではないでしょうか。
ですよね!
いや、本当にそうだと思いますよ。
ここまでの一連の記事を読んだみなさんが頭の中にイメージしているのはもしや、マリア様のように微笑みながらゆっくりと穏やかに諭すように話すお母さんじゃないですか(こんな感じで。写真撮影 完全予約制美容室「美容院RitaNico(りたにこ)」沖田さん)
それ、全然違います。
私だってMG5(マジギレ5秒前)ですから(古っ!)
マリア様どころかむしろ、目を合わせた瞬間石になっちゃうメドゥーサ!
子どもももしかしたら
いや、多分ビビって本音は言えてないでしょうね。
で、私だって頭の中は
「どんな風に言おうか」
「帰りたいとかマジめんどい」
「ちょっともうちょっと空気読んで」とかって、ぐるぐるしているわけです。
でも、そうやって怒りに任せたり、子どもの気持ちを無視してしまったことで、何度も何度も失敗しているんです。
その度に、
「次は、こうしよう」
「次は、もうちょっと言い方変えよう」
とかって
どうやったら子どもに本当に学んでほしいことが学べるかな、って考えられるようになったんです。
周りの目よりまず自分が落ち着くことを優先できるように、
そこはダサい、ダメな母親、まだまだ失敗している母親である覚悟を決めたんです。
「あの人、子育てうまくできてないね」ってそう思われてもいい。
それより大事なことがある!って腹をくくって、今目の前にいる自分と息子と息子の未来を大切にする、って決めたんです。
だから、周りから見たら
「え、子どもにそんなこと言っちゃうの」とか
「もっと優しくしてあげてもいいのに。子どもがかわいそう」とか思われているかもしれません。
それでもいいんです。
私は、感情は自己責任だと考えています。
怒りも喜びもその人がその感情を選んでいる。
だから、「○○のせいで自分は腹が立った」とかってウソなんです。
自分で怒ろうと思って怒ったんです。
それを、子どものせいにするのはやめよう、ってそう思ったから実行しているんです。
ここに至るまでに息子に何度も「なんでかあしゃんを怒らすん」って
本当は自分が怒りたくて怒っているってわかっているのに言ってます。
その度に「ホンマは違うのに…」って後悔する。
息子に「ごめんね」って謝るということを繰り返しています。
そして、その度に息子は「かあしゃん、いいよ」って許してくれています。
本当に心が広くて純粋に私を愛してくれているのは、息子の方なんですね。
息子は、どんなにダメなお母さんだったとしても愛してくれている。
なのに、私はいい息子じゃないと愛さないよ、って言ってるんじゃないか?それっておかしくないか?って思ったんです。
だから、私は息子を幸せにするサポートを最大限までする、と心に決めて、実行出来るよう、日々練習させてもらっているんです。
本当に助けてもらっているのは私の方なんですね。
【感情は自己責任】
あなたが自分で選んでいます。
あなたも私もそんなに変わりません。
違うのは、はっきりと覚悟を決めて、失敗しても次頑張るかどうか、ただそれだけです。
一緒に頑張りましょう。
【失敗してもいい】
少しずつそのときに変えてもいい。ちょっとずつ良くなればいい。
失敗すると次がもう少し良くなる。
子どもを変える前にまず自分から。
今日も読んでいただきありがとうございます。