よく、結婚式のシーンで
神父さまの「病めるときも健やかなるときも…」というセリフがありますよね。
(結婚前に夫と行ったザビエル記念聖堂)
あの誓いの言葉は自分自身にも同様だと思うんです。
どういうことかというと、
仲がいいとき、うまくいっているとき、好調なときに、物事をうまく運んだりより仲良くしたりするのは、誰でもできると思うんです。
でも、本当にしんどいとき、調子の悪いとき、困っているとき、落ち込んでいるとき、気が立っているときに、
そばにいて支えあえるというのはなかなか難しいんですね。
だからこそ、うまくいっているときに、そのラクさを大切にしながら
うまくいっているからこそコミュニケーションをひとつひとつ取っていったり、思いを言葉にしたりすることができるように、努力がいるんだと思うんです。
同じように自分自身に対しても「あ、私うまくいってるな」とか「好調」とか「いい感じ」というときにこそ、自分自身を見つめる努力をしていると、調子が悪くなったり、落ち込んだり、しんどくなったり、失敗してしまったり、困ったときに、自分自身を引き続き見つめることができるんだな、と感じるのです。
どうしてそんな風に感じたのかというと、私自身2016年8月1日から2016年12月2日まで、自分自身が全く変わってしまったのではないかと思えるくらい、元気がなくなってしまったからなんです。
急に元気も気力もなくなってしまって、本当に自分でもどうしたらいいのかわからない、原因もわからない、何をやっても以前のような気力がわかない、という状態で困ってしまいました。
そんな中で、苦し紛れでも何か見えるものがあるかもしれないと思って描き続けていたのがマインドマップでした…。
途中でやめたマップもあります。
から元気で描いたマップもあります。
それでも、全部自分の中にあるものを出したマップです。
描きながら
「今のこの経験が、このやるせない思いが、この物悲しい気持ちが、毎日をどんより生きている方を理解するのに絶対に役に立つ
決して忘れまい」
そんな風に決意したこともありました。
そのうちに12月になり、なんだかまたふいに、自分自身に戻ってきたな、と思えることができました。
ここから私は困ったときに急に「あ、あれやろう」とはならないんだな。
日頃の元気なとき、エネルギーのあるときに習慣としてやることができているからこそ。
しんどいときにもそれをうまく使うことを思い出せるんだな、とわかったのです。
調子が悪いときは視野も心も狭くなりがち、
それでも自分に役立つものを、自分のツールとしてさっと取り出せるようにするには、日頃の習慣として身についていることが大切なんだ
と最近になってやっとわかったのです。
だから、どうぞ元気なとき、うまくいっているとき、調子のいいときだからこそ、良い習慣や役に立つ考え方、役に立つ道具を使い続けてください。
マインドマップでも声かけでも瞑想でもいいんです。
それがきっと、あなた自身が辛いとき、自分を見失いそうなとき、不安なとき、あなたを助けてくれます。
今日はそんな気づきのお話でした。
今日も読んでいただきありがとうございます。