「片づけってなんだろう?」
ふとそんなことを考えて
考えて
考えて
考えて…
やっぱりよ~わからん!となってしまったんだけれども。
私がお片づけを学んだ理由に、カウンセリングルームで働いていた時に
「お片づけが出来るようになりたい」というクライアントがいたからです。
でも、私は結果的にそのクライアントに何もすることができなかったんですね。
「そのクライアントにできるはずだったことはなんだったんだろう?」
その答えの1つが、『片づけの方法を知る』そういうことでした。
それを学んでみて初めて私は、
片づけをするということは、カウンセリングの手法と同じだったんだな、
とわかったんです。
片づけって、その人の人生・生き方そのものです。
それは、心理学で言うところの対処法だったりするのです。
子供の頃はうまくいっていたやり方が、大人になってからだとうまくいかないことがあったり、
昔の思いが今に影響を及ぼしていたり。
それは、例えば私の場合だと、
子どもの頃やっていた『両親の顔色を伺う』という対処法は、
大人になってからだと自分自身がわからなくなるという、もう上手く行かない対処法になりました。
自分自身も環境も変わっているのに、やり方だけ変わらないというのは、
対処法としてはもう古くなってしまった使えないものなんですね。
で、ブログでも何度も書いていますが私自身を助けてくれたこの本。
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私の場合は、『祖父の部屋のモノに囲まれた感じ』と『祖父のなんでもない安らぎ』とが強く結びついていることに気がついたとき、
片づけをすることができました。
安らぎ=モノに囲まれた部屋
だったんですね。(メモが326っていうね)
小さい頃から、私によくしてくれると私が思っている人物は、ごちゃごちゃしているところに住んでいる。
だけど、安らぎとモノに囲まれた部屋は違うんだ。
これを分けて考えられるようになったら、どんどんものとさよならするエネルギーが湧いてきたんです。
「片づけは元気がある時に」と思って後回しにしていた私に、動くエネルギーが湧いてきました。
「だらしないことは何から私を守っているのか」
これを書いてわかったのは、
私にとっては『片づけない』というのは
「もうすでに古くなって使えなくなった対処法なんだ」ということでした。
で、片づけって未だによくわからん感じなんですが、私にとっては
自分を自分らしくするために必要な過程だったと思います。
お片づけは「だらしなさ」とか「ちゃんとしてない」とか「やる気がない」とかそういう精神論ではありません。
むしろ、自分を知ってやり方を知れば誰でも学習可能なスキルです。
ああ、今日も長くなってしまった…。
6月4日(日)にライフオーガナイズ®というお片づけのチャリティイベントがあります。
本日リハーサルでした。
私、実行委員長なんですわ…。(みんなに助けてもらいまくりで)
3人のライフオーガナイザー®の三者三様の片づけの形が見られます。
自分をダメ人間だと思ってませんか?
もしかしたら、ただ知らないだけなのかもしれません。
もしかしたら、もうすでに使えない考えに縛られているだけなのかもしれません。
一般社団法人 日本ライフオーガナイザー協会 » 2017オーガナイズウィーク チャリティイベント
今日も読んでいただきありがとうございます。