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近所の人にあいさつできない息子にかけたことば 2017年4月公開記事

2022/08/30

息子は、生まれてすぐの時から来客の多い環境で育ったわりに、保育園の友達にも近所の人にもなかなかあいさつしない子でした。


私が促してやっと小さな声で目をそらしながらしぶしぶ言う感じ。



なんとか気持ちよくあいさつする子になって欲しい私は、

明るく元気にあいさつした方がおともだちに好かれるんだよ。

わかるようにあいさつしないと、その子は嫌われたって思っちゃうよ。

などなど、

息子にとってメリットと思われる方法をいろいろと伝えてみました。


今思えば、周りの子だって同じようなものだからたいして気にしないんですよね。

気にしているのは私。


で、そんな息子にした説明の中で

「あ、もしかしたら今この人納得したのかも…」と思えた説明がこれ

近所の人にね、笑顔で元気にあいさつするじゃん。

いつもそれしよったら、もしKくんが誰かに連れて行かれそうになったとき

「あれ?Kくんが嫌がっとるんじゃないかね」って助けてもらいやすくなるんよ。

じゃけぇ、あいさつした方が危ないとき安心よ。

こう伝えたら息子は

え、そういうことだったん?なんでもっと早く言ってくれんのん!

と、こんな反応でした。


この時息子は7才。

「ああ、自分が安全である、というのは、この子にとってわかりやすいメリットなんだ」

と気づけた瞬間でした。


と、同時に「友達と仲良くできる」とかは、

私にとって 見ておきたい息子像 であって、息子のメリットではなかったということですね…。


発達障害の子には、納得できる説明がいるのかもしれない。

そう思います。


「納得できる」というのは本人の感覚なので、ポイントは普段の生活や言動の中から探すのが必須ですが、

その子なりの理論で納得できれば、行動はスムースなようです。


「そういうもんなのっ」がわかりにくい子が多いんです。


親の方がちょっと立ち止まって

「なんで、私はこの子にこうしなさいって言っているんだろう?そこにはどんな価値観やメリットが隠れているんだろう?」

と考える必要があるんです。


最近の息子は

Kくん、ちょっとふざけながらだったら大きい声であいさつできるよ!

と誇らしげに言ってました。

自分なりの対処法を見つけたようです。



今日も読んでいただきありがとうございます。

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