良かれとおもって
これほどたちの悪いものはないんじゃないかとさえ思います。
これはヨーロッパの格言ですが、これに通づるものがあるようにも思えます。
子育てをする上で、
〇〇してほしい
というのは、なかなか避けることのできない欲求だと思います。
これを心理学の言葉で「他者コントロール」といいます。
多くの人が
「過去と他人は変えられない」
と知っていながらも、それでもなお
ああなってほしい
こうなってほしい
と頭と心を悩ませているのが現状ではないかと思います。
この、
わかってはいるけど、つい願ってしまう、要求してしまう
というのはまだまだマシだと言えます。
なぜなら、
「相手のため!!」と言って、完全に自分の思い通りに操作したいと思っている人は
と信じ込んでいるから。
こういう人は、本当にやっかい。
なぜなら、この人の周りの人はすべて間違った人になってしまうからです。
冒頭で紹介したことわざのように、
この人の善意にのってしまうとその先には地獄が待ってるかもしれません。
もし、こんな人があなたの周りにいるとしたら、
早めに距離をとることをおすすめします。
まとめ
相手に良かれと思って「〇〇しなさい」というときに、「私はこの人をコントロールしようと思っているんだな」と自覚するだけで、全然ちがってきます。
まずは、自分の行動をモニタリングすることから。
今日も読んでいただきありがとうございます。