最近、ツイッターのまとめで見たこんな話
一言でいうと…。
「一人暮らしをして初めてお風呂が汚れることに気づき、しかも実家ではお母さんが洗っていたことを知らなかった」
という話。
それだけなんですが、ちょっと
恐ろしいな…
と思ったんです。
何故かと言うと、
って普通に考えて怖くないですか?
お家は旅館かホテルか何かなのか?!
私が気になるのは、
これって本当に子育てって言えるんだろうか…?
ということ。
このまま気づかず結婚したら、そういう「小さな当たり前を誰かがやってることに気づかない」ことが簡単に夫婦の関係を壊してしまうことになったり、
自分の行動がいつの間にか職場の誰かの仕事を増やしていることに気づかなかったりする。
実際、こういう積み重ねって離婚案件か、熟年離婚案件だと思いますよ。
だって、
夫を教育しなおすのが大変
とか
うちの夫は3人目の子どもなんです
って言うお母さん、結構いますもん。
多分、実際悪い人ではないと思うし、ほとんどの旦那さんは
「言ったらやってくれる」だと思うんです。
だけど、それって同時に「言わないとわからない」で、
その「言う」すら嫌なお母さん、たくさんいるんですよね~。
リプ欄を見ていると同様に
ということが起きてしまう様子…。
そういう意味では、
何でも「はいはい」とばあやのようにやってしまうお母さんも困った人を生産しているな
と思ったり。
何も言わず子どもが困らないように先回りすることは
子どもから考える機会とか困るチャンスとかを奪う
ことにもなりかねない。
まあ、一人暮らしして苦労するとか、自分には苦手だとした上で、外部のサービスを利用するとかでもいいと思いますが…。
私が
いいなぁ~
と思うのはコラボ講座相棒の田中佐江子さん(さえたん)家の「家族がチーム」
「ストレスをためない上手な怒り方【子育て講座 the REAL】」では
そんなさえたん家の取り組みを教えてくれます。
さえたん家は、個々人が自分のことをやりつつお互いに助け合っているところが本当に素晴らしい。
お母さんだけでなく、子どもも
「私〇〇作って食べるけど、要る?」
って聞いてくれるってステキじゃないですか?
それだけ自立していて、思いやりもちゃんと育っているさえたん家。
でも、はじめっからそうだったわけではありません。
棍棒持ってガミガミ怒っていた無駄に厳しいお母さん時代があったからこそ。
今の「家族がチームになる家づくり」を成功させたとも言えるんじゃないかと思います。
私は午後の部でそんなさえたん家の実践を心理カウンセラーの視点から解説を加えていってます。
中には我が家の実践も。
私は
カウンセラーの視点を持ったお母さんが増えていけば
お母さん自身もラクになるし、子どもさんもラクになるし
そうしたら、幸せを感じられる人が増えて、世界平和につながる。
そう考えています。
カウンセラーの視点というのは
例えば、
困ったこと、嫌なことを「原因➡結果」で考えない
というのとか。(あと8つあります)
つい、「〇〇したから△△になった」という「原因➡結果」で考えると、犯人や悪い人を作りがちです。
でも、カウンセラーはそうは考えません。
物事は流れで起きているんです。
原因の前にはそれを起こすシチュエーションがあり、結果のあとにはその原因の前のシチュエーションを強化する何かがあります。
それを見つけるんです。
こうやって文字にすると難しいですね。
こういうのをさえたん家を例にして解説したり、
我が家の例を出してよりわかりやすくしています。
また、さらにお家で実践できるようにフォローアップもオプションで用意しています。
さえたん家も我が家も
子どもたちがいい子だから
とか
旦那さんが協力的だから
とか
親の協力があるから
とか、そういう特別な理由でうまくいっているわけではありません。
子どもたちや夫のキャラクターもだいぶ違います。
それでも、ガミガミ言ったり、冒頭のような変な先回りをしたりせずに
家族が自分たちのペースを守りながり自立し、しかもお互いに思いやりを持って行動しています。
(我が家はさえたん家を見習ってもう少しチーム感出したいところ…)
子どもとの関係、夫との関係を見直したいな。
今の家族の感じを5年も10年も続けていくのは嫌だな。
そんなふうに思われている方向けの、
家族のリアルな再生物語(実話)とそれを心理カウンセラーとして解説する講座
になっています。
日頃こうして心理学に興味をもっていろいろ学ばれているからこそ、
じゃあ、うちはどうしたら…?
を考えられるような内容になっています。
まとめ
ダメ夫はその母親が作り出している。
息子をダメ夫にしないためにも、娘をダメ夫を量産する母親にしないためにも
自分で考え、自分で動けるお家を作ってみませんか?
今日も読んでいただきありがとうございます。