今日の内容を一言でまとめると
子どもが理不尽な怒り方から守るには
「怒りたい人が怒っている」という事実を伝える。
なるべく自分の余裕を作って子どものネガティブ感情を受け止める。
です。
以前、この記事を書いたとき
こんな叱り方は、子どもをキレやすくしてしまうよー。
というのを紹介しました。
で、
夫や祖父母がこんな怒り方をします。
どうしたらいいでしょうか?
と何人もメッセージやコメントもらったんです。
なかなか大人の方を修正するのは難しいです。
なので、
子どもに正しい知識を伝えておくこと
+
なるべく自分の余裕を作って子どものネガティブ感情に寄り添う
この2つで対処します。
これは、私が実践していた内容でもあります。
我が家は、息子が4歳になる歳から
私の両親と同居し始めました。
息子は一人っ子ですし、家族5人。
周りは全員大人です。
戦後すぐ生まれの両親とは私の教育・育児方針と違うところもあります。
なので、私が言わないようなことで怒られることもしばしば。
息子にはこう話していました。
Kくん、いい。
人っていうのは、怒りたいけぇ怒るんよ。
もしかしたら、Kくんは悪くなくても
その人が怒りたかったら
Kくんが悪いような言い方で怒るかもしれん。
それ聞いて、Kくんが
ああ、やったらいけんかったな、と思ったら直しんちゃい。
だけど、怒られてもKくんが悪い子っていうわけじゃないけぇね。
怒るのはその人がただ怒りたいだけじゃけぇね。
それは、かあしゃんでも同じよ。
かあしゃんがKくんのこと怒ったとしても
それはKくんのせいじゃないけぇね。
かあしゃんが、怒りたいけぇ、怒っとるだけじゃけぇね。
ちょっと長いけど、
こういう趣旨のことを何度も伝えてきました。
(お陰でかわかりませんが、怒っている人を見てもあまり巻き込まれていない様子。)
感情というのは自己責任です。
その人は怒りたい。
誰々を自分が怒らせた
というのは、きっかけは作ったかもしれないけど
ありえないことです。
そして、行動は直す必要があったら直します。
それは、相手の怒りとは別問題です。
これを知っているだけで、
子どもはずいぶんと生きやすくなります。
まずは、正しい知識を教えてあげるところから。
まとめ
感情は自己責任。
どうしても大人からの理不尽な圧力を受けがちな子どもにこそ教えておきたい知識。
今日も読んでいただきありがとうございます。