「うつを継続、加速させるとして
【反芻思考】というのがある」そう聞いたのは15年前に受けた認知行動療法の研究会でのことだった。
なるほど!!
といたく感心した私は、それ以来、自分の考えが【反芻思考】になっていないかを
チェックするようになった。
こういうのは、全部【反芻思考】だ。
もし、「ああ、自分やってるな」って思ったら
これを自覚して、わかってるあなたは
実は一歩進んでる!
というのも、
「自分が何をどう考えているか掴まえられない人」
が一定数存在するから。
だから、
ぐるぐるぐるぐる同じ事を考えてる
って自覚して、その中身がどんなものであるかがわかってるのは、
結構いい線いってると思うんだよね。
ただ、やり方が悪い。
そういう人は【人生の暗算】ばかりしてる。
人生の暗算についてはこちら
そうすることで、自分を少し客観的に、他人事に見れるんだよね。
心理学の実験で、
自分のことを
では、
たとえ、自分のこととはっきりわかっていても、
三人称にしたときの方がより具体的で、建設的な考えを出すことができる
というものがあって。
まさに、それ。
それは、頭の中で考えているときにはできないことなんだよね。
書くっていうのは、
一人で今すぐにできる、簡単なことなんよ。
ちなみに、15年前から反芻思考をチェックして、ぐるぐる悩むのをなるべくやめるようになった結果、
私は、悩みから復活するのがめちゃくちゃ早くなった。
長引くやつは、手抜きして、紙に描かずに頭で考えてるやつ。
だから、
やっぱり描いた方がいいなあ
って結論になって描く。
人に相談することもすごく減った。
あえて相談するときは、
この2点に集約されてる。
みんなね、自分の問題(課題)に対処する力持ってるんよ。
上手に使えてないか、気づいてないだけで。
自分のこと、分かったら自分の力をもっと上手に使えるようになるよ。
で、書き方はなんでもいいんだけど、
私はやっぱりマインドマップが好きだし、わかりやすいから、マインドマップにするのがオススメ。
この辺がメリットかな。
ただ、今までとは違う書き方だから、慣れるまで時間がかかる。
そこは、練習かな。
マインドマップ知らなくても、よく分からなくても、自分の思考に対して掘り下げるコツを知ってれば
別の書き方でも十分だともいえる。
今日も読んでいただきありがとうございます。