子どもがだんだんと学校を休むようになって、不登校になりかけたら、
親はつい
もっと子どもにできることがあるんじゃないか
なにか元気になるようなことをやってやりたい!!
あれもした方がいいんじゃないか
これもした方がいいんじゃないか
もっと話を聞いた方がいいんじゃないか
もっとこの子が話ができる人と会わせた方がいいんじゃないか
そんな風に考えてしまうようです。
そりゃそうですよね。
今まで元気だった子どもが元気なくなってきて、学校にも行きたがらなくて、
このまま、本格的に行かなくなったらどうしよう。
そう考えたら、
とにかく、今できそうなことは何でもやろう!
となるのもうなづけるし、普通のことだと思います。
親心だと思います。
だけど本当に大事なのは
実は【引き算】だったりすると私は思っています。
子育ての引き算。
子どもが不登校になりかけた時、その子は今いろいろなことを考えて、人生の岐路にいる。
そういう状況にあるんじゃないかなぁ。
ほとんどの子どもさんは、
「自分がどうすべきかわかってる」
と私は話を聞いていていつも思います。
「だけれども、どうしても動けない。それで困ってる。」
そういう子どもさんが多いです。
(もちろん、全然違う感じの子どもさんもいますけど)
そこに親はよかれと思ってどんどん追加する。
その子はすでに自分のことでいっぱいいっぱいだから学校に行けなくなっていて、処理しきれなくなって判断能力も落ちてるかもしれない。
自信もなくなっているかもしれない。
決断するにもエネルギーがいるから決めることがさらに増えると辛いかなとも思います。
なので、
ちょっと立ち止まってみてください。
焦るよね。
うん。
でも、ちょっと待って。
まず考えるべきは、
そういうところを見直して子育ての【引き算】をしてみる。
それで、子どもが自分から発信してきた言葉や態度を見てみる。
きっと気づくことがあると思います。
今日も読んでいただきありがとうございます。