意味のない会話。
ありますよね。
特に、子どもとの会話。
一方的にずーっとこっちには興味ないことをしゃべってて、時々うんざりしちゃったり…。
今回はその「意味のない会話の意味」について。
会話には2種類あって
1「交和的コミュニケーション」
仲間であることを確認し、場と時間と話題を共有するグルーミング(仲良し、ふれあい)のための会話
2「制度的コミュニケーション」
立場がある場面で情報を伝達してお互いの共通認識を一致させるための会話
で、子どもは1を求めているんだけど、親からみたらほとんど無意味に感じる…。
親は無意味な会話を続ける意味がわからなくて、2の制度的コミュニケーションをもってくる。
子どもは仲良くなるグルーミングを求めてるんだけど、その前に親の権限で子どもに指示を出すんですね。
そうすると、昨日書いたようなセリフが親から出てきます。
でも、どうせすぐ飽きるんでしょ
それより、やらんといけんことやりなさい
同じくらい勉強したら今頃…
それって、○○だとお母さんは思うな。
そんなことより、○○したほうが良くない?
昨日のブログはこちら
そうすると、子どもは
仲良くもできないし、自分の話もできないし、話すと損!
って思っちゃうんですよね…。
学習指導でも、カウンセリングでもそうですが、
話したいことを全部話さないと、人の話って聞けないんです。
自分の頭にあることを全部話して出して、初めて相手の話を聞くことができます。
子どもの話をさえぎってしまうとき、自分の話したいことばかり考えてないですか??
私は考えてます…(笑)
「意味のない会話」は実は仲間であることを確認しています。
味方だよね。
仲間だよね。
っていう確認です。
意味はグルーミングです!
私も、このことを知ってから
息子の「でんぢゃらすじーさんの読み聞かせ」とかがんばって聞いたので、
もう少し「ゲーム会社の社長になって売上伸ばす話」とかがんばって聞いてみようと思います(全っ然興味ないけど。)
今日も読んでいただきありがとうございます。