あなたが手を焼いている子どもさんには
あなたを困らせるため
ではなく
あなたの気を引くため
という
別の目的があって行動しているかもしれませんよ?
実は以前こんなことがありました。
息子が夕飯をなかなか食べられないんです。
それで、おばあちゃん(私の母)にしょっちゅう「早く食べなさい」と叱られていました。
そこで、私は隣に座って聞いてみました。
「Kくん、もしかして1人で食べると遅くなるん?」
「うん。食べるまで一緒におって」
「そっか~。教えてくれてありがとうね。お口で言ってくれたけぇ、わかったよ!!」
そうなんです。
遅く食べて叱られるのは
息子なりのコミュニケーションの仕方だったんです。
1人で食べるのが寂しい
↓
誰かに気にかけてほしい
↓
ゆっくり食べる
↓
叱られるけど気にはかけてもらえる
こういう仕組みです。
休日の夜は全員で食べて、息子が食べ終わるまで待つことにしています。
そういう時は食べるのが早いのに何で今日は遅いんだろう??と差異に気づいたことから謎が解けました
この、「気に留めている」「存在を認めている」ことを心理学では『ストローク』と呼びます。(ちょっと専門家っぽいでしょ)
プラスのストローク
ほめる
認める
タッチする
何かしてあげる
マイナスのストローク
いじわる
無視
暴言
性格や存在の否定
プラスのストロークを得られないとわかると
人はマイナスでもいいから「とにかく何かほしい」という飢餓の状態になり、
わざと叱られるようなことをしたり、相手を怒らせたり、相手を困らせたり、依存的になったりするんですよ~。
『行動のウラにある「本当にほしいもの」は何かを考察する』
うまくいく時とうまくいかない時の違いに注目するといいですよ!
ちなみに、子どもさんによって嬉しい愛のことばが違います。
こちらをご参考に
今日も読んでくださってありがとうございます。