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子どもの入学式はお母さんの○○○だった 2016年4月公開記事

2022/06/16

今日のポイント

子どもの自立はお母さんの自立によって成し遂げられる

今日から本格的に小学校の授業が始まりました。

 

1年生になったばかりの息子は、登校班で近所のおねえちゃんたちと学校へ。

誰もいないテーブルでふと時計を見ると、まだ8時15分。


し~んと静かなダイニングで1人。

(あ~。いつもだったら息子と一緒にまだご飯を食べながらおしゃべりをしてる時間なんだな…)

そう思うと、なんだか寂しさとぽっかり穴が空いた感じで、しみじみとしてしまいました…。

 

それくらい、お母さんにとって子どもの存在は大きいんだな、と実感した朝でした。

 

そう。

子どもが自立するってお母さんにとっては寂しいこと。

 

子どもの入学式は親の卒業式でもあるんですね。

 

子どもが入学する度に、つないでいた手を少しずつ離して親から卒業していく。

 

特に不登校や発達障がいの子どもさんは手がかかるもの。


四六時中、子どもさんのことを考えて奔走するのもしょっちゅうですし、

自分のことは置いておいて、ひとまず子どものこと、と

マジメなお母さんであればあるほど、自分の時間をどんどん使って子どもに集中します。

 

そうなると、きっと子どもが自立して自分の手を離れた時の喪失感もものすごい事になるでしょう。

 

感情とストレスを研究している アメリカの心理学者リチャード・ラザルスは

悲哀はその核となる関係的テーマが、取り返しのつかない損失を体験することである情動である。 

「ストレスと情動の心理学 ナラティブの視点から」より引用

と言っています。

 

つまり、

悲しみ(悲哀)は持っているはずの何かを失ってしまって、もう自分には戻ってこないということがわかっている時に感じる気持ち

ということです。


そして、

この悲しみの原因となった「自分が失ってしまった何か」をもう取り戻せないと絶望してしまうと、抑うつ感情となります。

 

ちょっとむずかしいですね。


要は、

子どもさんが不登校や発達障がいの場合、その子のためにお母さんの多くの時間と労力と気持ちを使った場合、

子どもさんが自立すると、とてつもない不安と悲しみが襲ってくる可能性がある。

ということです。

 

そして、そんな不安と悲しみを想像したり、無意識にそうなること感じていると、

それを避けたいがために、

子どもの自立を誰よりも願っていて「もっと楽になりたい」と言っているお母さん自身が子どもの自立を邪魔する、

という悲しいことが起きてくるのです。

 

なので、不登校・発達障がいの子どもさんをお持ちのお母さん。

自分を知りましょう。

自分の人生を生きましょう。


子育ても、自分の人生の喜びも、どちらも両立している先輩がたくさんいますよ。


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別に自分で仕事をする必要はありません。

あなたには、きっとこれまで忘れていた好きなことや、やってると楽しいこと、

好きと意識したことはないけど続いていたこと、何かあると思います。

それを思い出してみてください。

 

子どもさんがいなくなってからでは遅いんです。

子どもさんがあなたを必要としなくなったことが受け入れられなくなってからでは遅いんです。

 

今、このブログを読んで

「そうだ。私は私の人生も大切にしよう」そう思われたら、小さな小さなことでいいんです。

 

お部屋にお花を飾るとか、絵を書いてみるとか、ちょっとお散歩してみるとか、

1人の時間も大切にしてみてください。

 

自分の人生を大切にすること、楽しむことは、子どもさんの人生を後回しにすることではないんですよ。

 

あなたの人生をあなた自身が歩むことで、子どもさんも自分自身の人生を歩むことが出来るんです。


今日も読んでいただきありがとうございます。

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