今日のポイント
学校に行くことだけを考えるのではなく、子どもに必要なことを考えてみよう
「新学年が始まったばかりなのに、子どもが毎日しんどそうなんです」
過去に登校しぶりや、不登校があった子どもさんだったら、子どもさんが新学年そうそう、
となっていると、親御さんは本当に不安ですよね。
そんなメールを何件か頂いています。
これまでお休みしていた子どもさんにとって、新学年は想像以上にストレスが大きいです。
実はとっても楽しみなこと、とっても嬉しいことも、人にとってはストレスなんですよ。
楽しいことには必ず未知なことが含まれるからです。
ほとんどの健康な大人は、このストレスに
色んな情報を組み合わせて、「うん なんとかなりそう」と見通しをつけて対応しているんです。
でも、多くの子どもさんは、
となって
と、見通しも良いイメージもできない状況です。
まずはお母さん。
お母さん自身が心配や不安を口にしていませんか?
「新しい先生、どんな大丈夫そう」
「勉強、わかりそう」
眉間にシワ寄せて、おろおろしていませんか?
それじゃあ、子どもさん、ますます不安になっちゃいますよ。
ひとまず、深呼吸
ハ~ ス~(先に息を吐いてください)
そして、次に子どもさんの安心・安全を確保できているか?
お家の中を見渡してください。
そして最後に、子どもさんにとって不安なことを完全に取り除くことはできません。
でも、自分から働きかけることで、不安が小さくなることはあるんです。
そのためには子どもさん自身が自分を知ることが大切です。
だから、お母さんからあれこれきかない。
子どもさん自身が自分の考えや思いを自分から言った時に「言ってくれたからわかったよ~ありがとうね」
「○○ちゃんが言ってくれたからお母さんわかったし、一緒にどうしたらいいか考えられるよ~」
と、自分から働きかけることの意味を教えてあげてください。
また、発達検査も有効かもしれません。
検査を受けて、苦手なことがわかれば、それを人に助けてもらえばいいし、
そのためにお父さん・お母さんが助けてくれる、とわかることが子どもさん自身の安心や安全につながります。
とりあえず、お母さん、1人で悩まないで。
いつでも味方になりますよ。
今日も読んでいただきありがとうございます。