今日のポイント
「問題が作られる」という考え方で見てみよう
11月にTVで「チャーリーとチョコレート工場」を息子と見ました。
その時は「全っ然おもしろくない」とか言ってたクセに、3日後、登場人物のセリフを
「チューインガムは気持ち悪い!チューインガムはだーいきらい」なんて感じでスラスラと言い出した時には、
「え、この子もしかして て、天才??ガラスの仮面? マヤ…恐ろしい子?いや、どっちかってーと、のだめだな。」
とか思ったんですが、
なんてこたーない、じーちゃんの部屋で何度も何度も繰り返し録画を見ていただけでした…。
すっかりファンになったらしく、何度も何度も繰り返し見てはセリフをしゃべりだす息子。
まあ、それはいいとして私が気になったのは、テレビに近い(これはPCですけどね)。
で、何度か「Kくん、近いからもっと離れて見て」って言ったんですが、だんだんにじり寄ってまた元通り。
まあね、自分が動いている意識はないですからね。
子ども用のイスを置いてみても意味はなく…。
イスに座らない。座ってもイスごと移動…。
こんな時、あなたなら「何が問題」だと思いますか?
子どもの性格?
親の注意の仕方?
それとも発達障がいを疑う?
もし、これで「親の言うことをきかないなんて悪い子だ~」となれば、私は息子に「悪い子」というレッテルを貼ったことになります。
これを心理学では「レッテル貼り」と言います。
てかまんまね。
もしくは「ラベリング」英語にしただけか。
もし、「私の言い方が悪いのかも」となれば自分に、「私の言い方が悪い」つまり「問題は私」と自分にレッテル貼りしたことになります。
まあ、自分の言い方は変えることができますが、息子の性格は変えられません。
もし、発達障がいだったとしても、それも変えられません。
でね、大切な視点は「この子が悪い」と「悪い子」に決めたのは誰?ということなんです。
そう。
あなたという名の周りですね。
本人はテレビを見ているだけですから。
こうやって、問題というのは作られていきます(一応断っときますけど、全ての問題というわけではないですよ。)
もし、この子が私のやってほしくないことを他にしたとしたらどうでしょう。
ますます「この子は悪い子」は確信に変わり、息子はその期待に応えるようにどんどん「悪い子」になっていくでしょう。
子どもの問題行動は「レッテル貼りになってないか?」という視点で見てくださいね。
また、自分にやたらと「レッテル貼り」するのも気をつけてくださいね。
あなたのせいで全てが悪くなるほど、あなたには影響力ないですから(あ、黒希恵ちゃんがはみ出ちゃった)
さて、私が息子にどうしたかというと…
これです!
ん?
わからない?
ここですよ!
ホットカーペットの設定を切り替えて、遠い方を温かくしました。
するとこの通り~!
離れて見るようになりましたとさ。
めでたしめでたし。
というわけで、自分が「問題を作って」ないか?「レッテル貼り」してないか?
チェックしてみてくださいね。
今日も読んでいただきありがとうございます。
問題を作る裏側には「私は正しい!」とか「私は必要とされたい!!」とかあるので、
問題を作る自分に目を向けて欲しいですが、それはまたのお話で…。