今日のポイント
人生を1日に例えると今自分の立ち位置が見えるかも
中学校で働いていた時、「先生、私もう人生に疲れたわ~」という生徒が何人かいました。
中学生、そして、女子。
うんうん。いろいろあるよね。
中学生くらいで、人は自分と周りの人の違いにどんどん気づきはじめます。
学区も広がって「小学校ではけっこうイケてたのに、中学では上がいる」なんて自分の小ささや劣等感を持ったり、
みんなと一緒にいることに安心しつつ、なかなか本音も言えなくって悶々としたり…。
最近では中1ギャップと言うみたいです。
アメリカの心理学者E・H・エリクソンは
中学生から大学生くらいの間に「自分ってなんだろう」「どうやって生きて行けばいいんだろう」「将来って…」
と自分のことについて考えて、自分というものをだんだん作り変えていくと言っています。
だから、中学や高校生くらいの時に悩んだり、怒ったり、はしゃいだり、不安になったり。
感情がたくさん揺さぶられるのはいいことだし、当然なんです。
これからの長い人生を生きていく上での基礎を作ってると言っていいと思います。
でも、まあ冒頭のように「先生、私もう人生に疲れたわ~」と言われたりもするので、
私はどのクラスでもインターネットで見かけたこの話を、まるで自分で考えたかのようにしゃべっていました。
人の人生を1日に例えると平均寿命が80歳だとして、1日24時間のうち夜中の0時に生まれます。
朝の6時でやっと20歳。
お昼の12時で40歳。
夕方の18時(6時)で60歳なんじゃね。
みんなは今何歳??15歳??
15歳はまだ朝の4時半じゃね。
まだ、起きてもないし、朝ごはんも食べとらんね~。
これから目が覚めて、美味しいご飯食べたり、遊んだり、楽しいことも大変なこともいろいろあるよ。
でもまだ目も覚めてないんじゃけぇ。
今の時点で自分の人生決めるなんて早過ぎるよ。
なんて、私は今日で10時半。
まだまだ午前中。
できることもやることもいっぱいあるな~。
あなたは今何時くらいですか?(1年で18分経過しますよ)
今日も読んでいただきありがとうございます。