今日のポイント
どんな小さい子どもにだって、考えや思いが必ずある
まずは、「あなたの考えを教えて」と尋ねてみませんか?
今日は朝から新幹線に乗って、一路大阪へ。
(J-westカードのポイントでグリーン車に乗れました)
大阪のライフオーガナイザーグループ「ココラク」(現在は活動終了)メンバーのもりもとまりさん・増田麻美さん・田中靖子さんが
呼んでくださいました。
で、この主催のお三方のおもてなしが本当に至れり尽くせりで、感動しました。
午前は「ライフオーガナイザーのためのヒアリングに活かすカウンセリング技法講座」
午後は「マインドマップ描き方講座」の2本立てで、1日ぶっ続けで学びまくって頂きました。
詳しい説明と、参加してくださったライフオーガナイザーのみなさまのご紹介はまた明日。
ヒアリングって、「相手にどれだけ興味が持てるか」この一言に尽きると思います。
そんなことを考えたり、確認したり、ゴールを共有できるように材料を集めて…。
でね、大人や他人に対しては「きっとこの人も何らかの考えや思いがあるんだろう」という気持ちで聴けるんですが、
子どもに対してはどうですか?
聞いてますか?
子どもも立派な1人の人間。
生きている年数が少ない分、稚拙だったり、見通しが甘かったりするかもしれないけど、
でも、子どもだって考えや思い、プランを持っているんです。
ぜひぜひ、聞いてあげてください。
親は先の先まで考えて、子どもに良かれと思ってやります。
いつも良かれと思っています。
不幸にしようとは思っていません。
でも、それがどんなにいい案だったとしても、いきなり考えや言い分を聞かずに「◯◯するように頑張りなさい」
と未来を決められたとしたら、
ただ「自分の気持ちを無視された」そんな思いしか残りません。
もちろん、時には「親の言うことを聞きなさい」と親の権力を行使することも大切です。
でも、それが効くのは「お母さんは子どもである自分の意見もちゃんと聞いてくれる」という日頃の信頼感があるから効くんです。
「あなたはどんなふうに考えているか、考えを教えて」
子ども自身の考えを聞いた後に、
「あなたのことを信用してないわけではないけど、お母さんは大人だからもっと先を考えるのね。
だから、友達と同じ学校に行きたい、っていうあなたの気持ちもよく分かる。
でも、その気持ちと同じくらい将来どこの高校に進学するか、そのために授業に集中して取り組めるか、先生はあなたのことをしっかり指導してくれるか、そういうことも大切だと思うの。」
とお母さん自身の考えを伝えることが大切です。
親だから、心配するのは当たり前。
でも、だからといって、心配するあまりに勝手に子どもの方向性を決めてしまうのは違います。
それを続けていると必ずいつか反撃にあいます。
それに、お母さん自身も、子どもが自発的かつ積極的に動かないことに対して、苛立ちや罪悪感をもってしまいます。
まずは子どもさんに「◯◯について、あなたの考えを教えて」ときくこと。
そして、「お母さんの考えは…」と自分の考えを伝えたり、
「お母さんは△△が心配なの」と自分の気持ちを正直に伝えること。
子どもをコントロールしようとすると、必ずいつか子どもにコントロールされるようになりますよ。
今日も読んでいただきありがとうございます。