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不登校だった子が学校に行き始めました。 2016年5月公開記事

2022/07/09

今日のポイント

不登校になる子どもさんの共通点
  • 自分の思いをことばで表現するのが苦手
  • ネガティブな思いを隠そうとする
  • 自分のできること、よい所を意識しづらい

これに対応するために、お母さんだけのカウンセリングも有効です。


本日、嬉しいことがありました。

1人の生徒さんが、きらぼし学舎を卒業されました。

と言っても、その子と合ったのは2回だけ。


その子が学校に行かなくなってしばらくしてから、お母さんが相談に来られました。


それからずっと、お母さんとの定期的なカウンセリングを続けていて、

子どもさんも1度だけ来てお話して、一回お家に訪問いたしました。


子どもさんご自身が「行きたくない」「会いたくない」と言っているような場合、

お母さんのカウンセリングを継続的に進めることで、間接的に子どもさんにアプローチすることができます。



お母さんご自身にラクになってもらうためのカウンセリングや、

お家でできる言葉かけや子どもさんへの対応、観察する場合の見る視点などを一緒に考えたり、

アドバイスさせていただいたりしています。


今日卒業されたお母さんも、はじめはとても思いつめた様子で来られました。


でも、とても素直なお母さんで、アドバイスしたことを1つ1つやったり忘れたりしながら、

できる日も、できない日もありながら、進めてこられました。


子どもさん一人ひとり、何がどの様に作用するのかはわかりません。


でも、お母さんにとって

  • 気持ちが少しでもラクになること
  • やればいいことがわかること
  • 子どもの変化に対する見方がわかること

などは、子どもさんが学校に行くかどうかよりも大切なことです。


そして今日は、学校に行き始めたので、子どもさん本人が

  • 自分の出来ることや成長したところを感じられる声かけ
  • ことばによって自分の思いを表現できるような声かけ・対応
  • 自分で自分のことを決められるための仕組みづくり

についてお話させていただきました。


そのお母さんは「学校に行くようになって、色んな当たり前のことが幸せなことなんだと感じています」とおっしゃっていました。


気づくって大切ですね~。


ただ、注意点があります。


なんとなく学校にいけるようになっただけでは多分、また同じことを繰り返します。


別に不登校を繰り返してもいいと私は思っていますが、親御さんは不安ですよね。


不登校になる子どもさんは、

  • 自分の思いをことばで表現するのが苦手
  • ネガティブな思いを隠そうとする
  • 自分のできること、よい所を意識しづらい

という特徴があります。


なので、なるべく自分でリカバーできるように力をつけておくのが、親御さんにできることだと思います。


だから、自分の気持ちや考えをことばで表現できるような手伝いを、お母さんにはしてもらいたいんです。



「おめでとうございます。よくがんばられましたね~」と、笑顔でお伝えすることができて、本当に幸せな時間でした。



今日も読んでいただきありがとうございます。

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