今日のポイント
不登校になる子どもさんの共通点
これに対応するために、お母さんだけのカウンセリングも有効です。
本日、嬉しいことがありました。
1人の生徒さんが、きらぼし学舎を卒業されました。
と言っても、その子と合ったのは2回だけ。
その子が学校に行かなくなってしばらくしてから、お母さんが相談に来られました。
それからずっと、お母さんとの定期的なカウンセリングを続けていて、
子どもさんも1度だけ来てお話して、一回お家に訪問いたしました。
子どもさんご自身が「行きたくない」「会いたくない」と言っているような場合、
お母さんのカウンセリングを継続的に進めることで、間接的に子どもさんにアプローチすることができます。
お母さんご自身にラクになってもらうためのカウンセリングや、
お家でできる言葉かけや子どもさんへの対応、観察する場合の見る視点などを一緒に考えたり、
アドバイスさせていただいたりしています。
今日卒業されたお母さんも、はじめはとても思いつめた様子で来られました。
でも、とても素直なお母さんで、アドバイスしたことを1つ1つやったり忘れたりしながら、
できる日も、できない日もありながら、進めてこられました。
子どもさん一人ひとり、何がどの様に作用するのかはわかりません。
でも、お母さんにとって
などは、子どもさんが学校に行くかどうかよりも大切なことです。
そして今日は、学校に行き始めたので、子どもさん本人が
についてお話させていただきました。
そのお母さんは「学校に行くようになって、色んな当たり前のことが幸せなことなんだと感じています」とおっしゃっていました。
気づくって大切ですね~。
ただ、注意点があります。
なんとなく学校にいけるようになっただけでは多分、また同じことを繰り返します。
別に不登校を繰り返してもいいと私は思っていますが、親御さんは不安ですよね。
不登校になる子どもさんは、
という特徴があります。
なので、なるべく自分でリカバーできるように力をつけておくのが、親御さんにできることだと思います。
だから、自分の気持ちや考えをことばで表現できるような手伝いを、お母さんにはしてもらいたいんです。
「おめでとうございます。よくがんばられましたね~」と、笑顔でお伝えすることができて、本当に幸せな時間でした。
今日も読んでいただきありがとうございます。