今日のポイント
子どもへ伝えることばかりでなく、やって見せるという愛を伝えてみませんか
先日、うちのネコちゃんをお風呂に入れた時のこと。
シャワーを嫌がるネコちゃんに向かって息子がこんな風に話しかけました。
「ふみちゃん(ネコの名前)、(シャワーが)イヤよね。うんうん。わかるよ。
でも、ちょっとがんばったらキレイになって気持よくなるけんね。がんばろうね」
思わず笑みがこぼれてしまいました。
私がいつも息子に話しかける言い方そっくりだったからです。
まず、相手のペースに合わせて共感。
次に、それをやることのメリットを伝える。
それだけで、子どもはびっくりするくらい話をきく子になります。
しかりつけたり、説得したり、無理やりやらせたりは本当に必要ありません。
どんなに小さな子どもでも、ゆっくりと共感して、その後、メリットをしっかり伝え
ゆっくりと決断を待ってあげれば、本当に穏やかにものごとを理解することができます。
そして、親がやるように子どももやるんですね。
もし、私が息子が何か嫌がったり、ぐずったりしたときに、
「しゃんとしなさい」「大丈夫って言っとるでしょうが!何で嫌がるんね」
と無理やりやったり、たたいたりしていたら、
きっと息子もネコちゃんに対して 同じようにして言うことを聞かせたんだと思います。
子どもは親が言ったことではなくやっていることをするようになる。
とはよく言いますが、本当にその通りです。
もし、あなたが子どもさんを、怒鳴って言うことを聞かせていたら、怒鳴って人に指図する子になります。
「○○しないと、鬼が来るぞ!」とか恐怖心で言うことを聞かせていたら、人の恐怖心につけこむ子になります。
良い所、成長するところに注目して励ませば、人をも励ます子になります。
親がやっているように子どもは育つのです。
言うよりまず親がやって見せる。
これをやることで、子どもがぐんっと伸びます。
子どもが勇気をもって成長するために親が考えるべき、大切なことがらがあります。
「子どもは親から何を学ぶか」を意識して、「この行動から子どもにどんなことを伝えることができるか」
これを考えます。
伝えることばかりが愛情ではありません。
親自身が自分自身の人生を見える形で示すこと。
それを見せることも子どもへの愛情なのです。
ネコちゃんに「かわいいね~大好きよ~(スリスリスリスリスリスリ~)」と
ウザいくらいの愛情表現をするところも、教えなくてもちゃんと受け継がれております。
今日も読んでいただきありがとうございます。