先日、夕方家に帰ったら玄関がこうなってました
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「うちの子、なかなか宿題をやらなくて…」というお母さん、
その理由は手順が多いから、かもしれませんよ。
子どもが宿題をやるまでの手順を少なくすることで
「宿題をやる」というハードルは下がりますよ。
いつもの手順
1 ランドセルを下ろす
2 ランドセルを学習室へ運ぶ
3 ランドセルから宿題を出す
4 イスにすわる
5 宿題をやる
これが玄関でやると…
1 ランドセルを下ろす
2 ランドセルから宿題を出す
3 宿題をやる
たったの3手順に!
また、ルーティン(いつも同じやることの順序)を決めるとうまくいく。
発達障がい・グレーゾーンの子どもさんも、場所とやることを紐づけるのはオススメです。
帰ったら玄関でまず宿題、とかね。
帰ってすぐの手順を子どもと一緒に決めて、目につくところに貼る
定着するまで声かけ
↓
できたら楽しいことが待っている経験を重ねる
↓
ルーティンが定着
という感じです。
ルーティンは苦手とか、お母さんがそこまでついていられない、という場合には、場所を工夫してみてもいいですよ。
私たち人間は、場所を変えることで気分も変えることができます。
気分が乗らないときは、同じ場所で作業するのではなくちょっといつもとは違った場所でやってみる。
場所を変えるのが難しければイスを変えてみる、座布団を変えてみる。
それでもOKです。
私も実は調べ物をするとき、ブログを書くとき、ネットサーフィンするとき、本を読むとき…。
同じ部屋なんだけど座るイスを変えているんですよ。
話は戻りますが、帰った時が一番元気があるので、帰ってすぐの宿題はオススメです。
自分で時間に区切りをつけられない中学生にもいいかもしれません。
学校→部活→友達とおしゃべり…と、帰ったらもうへとへとですよね。
ここで、「ちょっと休んでから…」とやると
きっとずっと休んで「あとちょっと、あとちょっと」を繰り返し…
となります。
これってね、買い物から帰ってどさっと荷物を置いて「後で片づけよ~」と思ったっきり買い物袋がいつまでも置いてある、お母さんと同じなんですよ。
帰ってすぐのまだ動ける流れで、玄関で200字帳をやる。
英語の毎日ノートをやる。
そんなのもいいかもしれません。
まずは、お母さん自身が帰ってすぐの荷物の片づけをやってみてくださいね。
当たり前ですが、宿題は子どもさんのことです。
お母さんのことではありません。
なので勝手に決めず、必ず本人と相談してプランを立ててくださいね。
今日も読んでいただきありがとうございます