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不登校の子どもを甘やかしていいんでしょうか? 2016年11月公開記事

2022/08/15

「不登校とはいえ家で何にもしてないんですが、こんなに甘やかしていいんでしょうか」


時々頂くこの質問。


そもそも、甘やかすってなんでしょう

まず、「甘やかす」の定義から。

どの様に考えていらっしゃいますか?


やってはいけないのは甘やかしというより過干渉ですね。


過干渉(やってはいけない甘やかし)は

  • できること・やるべきことをあえてさせようとしない
  • 本人が望むことを本人の要求なく先に言う・やる
  • 「ありがとう」「ごめんなさい」を言わせない
  • 愛情や時間の代わりにモノやお金を与える

だと私は思っています。


「あれはどう?これはどう?」といったものから

「こういうの必要でしょ?やっておいてあげたよ」というものまで。


ちなみに、

「十分な甘えの後に自立がある」と私は多くの子どもさんを見ていて強く感じます。

(精神科医の佐々木正美先生も同じことを言っておられます)


また、不登校の子どもさんの中には、育て直しが必要な子どもさんもいらっしゃいます。


ただ、気をつけていただきたいのが

「いい方・伝え方を本人に合わせる」ことと、「顔色をうかがう」のは違います。


言わなければならないこと、親として困ることは、伝えて改善策を互いに考えていきます。


言えるタイミングもあるでしょうから、本人の落ち着いて話が聞ける状態の時に

「一緒に考えたい」と伝えるのがよいと思います。


これまで

  • いうことをきかせる
  • 社会的に恥ずかしくないことを大切にする

など、厳しくやっていても不登校になったんだったら

本人を無視した厳しいことが、子どもを良い方向へ導いてきたのではないと言うことです。


「ちゃんとしなさい」では伝わらなかったかもしれません。

でも、「使ったら、元あったところに戻してね」とか

「夕ごはんが要らない時は17時までに教えてね」なら伝わることがあります。


ぜひ、「甘やかしている」とはどういう状況なのか、自分なりにその定義を考えてみてください。


本人も落ち着いてきたら、家族に役立つことをやってもらうのもいいんですよ。



(東広島市高屋元浄寺さんの立派なイチョウ)



今日も読んでいただきありがとうございます

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