昨日の記事
の続きです。
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子どもの「やり抜く力(GRIT)」を育てるのに効果的な子育ての方法は、
「子どもに厳しい要求をしながらも、支援を惜しまない育て方」
とわかっていて、
さらに、スタインバーグの研究では
性別、民族性、社会的地位、結婚区分に関わらず
「暖かくも厳しく子どもの自主性を尊重する親」を持つ子どもたちは、
ほかのこどもたちよりも学校の成績がよく、
自主性が強く、不安症やうつ病になる確率や非行に走る確率が低いことがわかった。(やり抜く力 GRIT p.283より)
そこで、ピアノの前でうまく弾けなくて悔しくて泣いている息子。
私がやったのは
この3つです。
具体的に言うと
昨日より上手に弾けたな、って思えるところまでがんばりんちゃい。
という声掛けです。
「しんどかったらやらんでもいいよ」とは言いません。
私の方から許可を出したり、ひっこめたりするのは、自分で考える力を削ぐと思っているからです。
息子は弾きたい曲があって、それをいずれうまく弾けるようになるためにピアノを習い始めました。
そのことを忘れずに、そこに一歩ずつでも近づいている、という感覚を自分で感じていくことを私の方も意識しています。
落ち込んでいるとき、自分の良かったところは見えないものです
なので、隣に座って楽譜を指差しながら「ここまでは弾けとったよ。」と良かったところを意識付け。
私はピアノが上手でもなんでもありません。
楽譜だって読めません。
なので、息子に「これって何の音?」と聞きながら「じゃあ、一緒に弾こう。」
息子は私よりうまいしわかっているので、私に教えるということで少しずつ頭の中が整理されるようでした。
そんなこんなで回復した息子。
再び弾き始めました。
そして、終わった後は振り返りをします。
諦めず練習してがんばったねぇ。昨日より上手になったんじゃない?
うん。
どんな感じ?
出来るようになったかんじ。
ほうじゃね。Kくんは練習してわかったら好きになれるけんね。
その後、新しい曲になる度に、やっぱり悔し涙を流している息子ですが、その度にこのやり取りをしています。
さて、いかがだったでしょう?
実は息子に見張られてて、
「12分以内に書け!」と見張られてて、
「時間守れんかったらベロちゅ~よ」と脅され、
結果20分で書き上げた記事でした。
なんと息子は「やり抜く力(GRIT)」を育てる上手なテコ入れをやっていた。
高い期待と惜しみない支援が「やり抜く力(GRIT)」を育てる条件。
12分は無理だけど20分はできることがわかりました。
ベロちゅ~はちょっとかんべんですが…。
今日も読んでいただきありがとうございます。