毎日フェイスブックやツイッター、ウェブニュースなんかを見ていると、
『子育てが劇的にラクになる5つのやっておくべきこと』とか
いろいろ見かけますね。
あ、ちなみに上記の4つは今私が考えたものなので、実際にはありません(すみません)。
だけど、読んではみたものの、イマイチピンと来ない方も多いんじゃないかと思います。
私にはそんなことできない~、とか
期待して読んだけど、こんなもんか~、とか。
それ、なんでだと思いますか?
結局、どんなに方法が正しかったとしても、目的がズレていたら、「じゃ、やってみよ」にはならないんですよ。
人の記事をどんなに読んでも、友達に相談しても、全く解決しない人
もやもやしたまま、なんか違うな~と思いながら日々を過ごしてしまう人
に決定的に欠けているもの。
それは
という、私を主語にした目的です。
子育てでただ叱るという1つをとってもその目的が
では、まったく対応が変わってくるし、言葉がけも変わってくるんです。
人間関係の悩みでも
もっと仲良くなりたい のか
これ以上付き合いたくない のか
あいさつくらいはしてもいい のかでは、対応が違って来ます。
一応私のブログでは子育てに関しては、
「子どもが自分で考え、自分で選び、自分で実行して、結果を見て、また自分で考えられるような関わり方を私はしていきたい」と考えているので、その目的に応じた対応をご提案しています。
ただ闇雲に「こうした方が子どもの心にいいですよ」とかではないんです。
子育てって、人間育ててるんだから、絶対に一筋縄ではいかないですよ。
だから、やりたいと思ってないことをついやってしまって、自己嫌悪になることだってあります。
だけど、結果や効果を知っていてやってしまうのと、知らずにそういうものだと思ってやってしまうのでは全く違うし、
なるべくお母さん自身にも、子育てに選択肢があること、お母さん自身に選択権があることを知ってもらいたいと思っています。
私の書いたとおりにできなくっても、人間失格なわけではないんです。
私だって、佐々木正美先生のように子どもを叱らずに一つ一つ説明して育てられたらいいとは思います。
だから、出来るときにはそれを実践します。
でも、できない日もあります。
そういうときは、どうしてそうだったのか自分に問います。
私の人格的な問題とは思いません。
どういうきっかけでそうなったのか、
自分自身の頭の中だけで繰り広げられた想像や、前後関係や、数日間の自分の行動や、身体の疲れ、ホルモンバランスなども再考します。
そうするうちに、自分のクセが見えてきて、「こういうときはこうしてみよう」「私は本当はこうしたいんだから、もう少し様子を見てみよう」とか、次の対策に移れるんです。
私も子育てや、夫婦や友達、職場での人間関係についてのお悩みの相談をよくいただきます。
たいていは
「こんな風に悩んでいます。私はどうしたらいいでしょうか?」と聞かれるんですね。
だから、私はたいてい「あなたはどうなりたいんですか?」と聞きます。
ここが本当に大切なんですよ。
子どものことで悩んでいても、
あなたはその子にとってどんな存在でありたいんですか?
あなたはその子に何をしてあげたいんですか?
ほとんどの人はもう自分の中に答えを持っています。
でも、自分で見つけるには練習が必要なので、誰かに解き方を教えてもらう必要があるのかもしれません。
ああ、本当にシンプルに「何をするか」よりも「私はどうなりたいのか」の方がよっぽどか大切だし、あなたに答えを教えてくれますよ、
ということが書きたかっただけなんですが、今日も長くなってしまいました…。
今日も読んでいただきありがとうございます。