昨日のブログ
たくさんの反響をいただきました。
ありがとうございます。
でも、実は一番伝えたいと思ったのは、
『母が手出しをするからダメな人間になる、自分でできる男を育てよう』という内容ではないのです。
子どもの力を伸ばすには、『できる』だけではなく、思いやりとか寄り添いも必要なんじゃないか、
そのためには、夫婦がいたわりあっている姿を見せることも大切なんじゃないか、
ということがいいたかったのです。
知識も大事だけれど、
誰かをいたわること
台所に立つ人が決まっているということではなくて、家庭を維持するにはみんなが自然と協力することが必要かつ大切
それを教えるにはまず、自分のことを自分でできること(生活的な自立)
次に、人と協力することが当たり前になっているという環境づくりが必要だな、と考えているのです。
例えば、お母さんやお父さんといった家族が具合の悪いときは、物事の中身や知識だけでなくいたわりを教えるチャンスです。
具体的に言うと、私は時々生理痛がひどいことがあります。
私が伏せっていて、息子が
どしたん大丈夫?
って聞いてきたとき、
いいかどうかはわかりませんが、はっきりと、
かあしゃん、今ね、赤ちゃんのために準備した血が出よるんよ~。じゃけぇ、しんどいけぇ寝とくね。
と話しています。
また、私は布ナプキンを使っているので、息子は私が時々、血のついたハンカチを洗っているのを知っています。
なんでそんなに血が出るん?
女の子はね、お腹の中で赤ちゃんが来る準備をいっつもしとるんよ。
じゃけど、こんかったら、新しいベッドにするために古いベッドはこうやって血になって流れるんよ。
痛い?
ほうじゃね、お腹が痛かったり、頭がいたかったりしんどいこともあるけど、元気な日もあるよ。ほんでも、優しくしてね。
それ以来、生理のときには
かあしゃん、赤ちゃんこんかったんじゃね~
と言っています。
私は女性ですから、男性の身体については教えられません。
でも、こういうところから、人と自分の違いを知っていくのかな、と思ったのです。
まとめ
男の子のお母さんは子どもに「女性の生理」について教えるのだろうか??
私は教えました。
だって、当たり前のことだし。
「ダメな夫を生産しない」「自分が結婚したくなるような男性に息子を育てる」という昨日の話にも通じています。
ただ単に自分のことを自分でできるというのでは、なんか違うんじゃないかと思うのです。
でも、逆に言ったら男性にも女性との違いというのは(生理学的なことだけじゃなく)教えてもらいたいな、と思うのです。
みんながお互いになんとなく想像でなんとかやっていくという単一的なことが通じる時代は終わっているのではないかとかふと考えています。
今日も読んでいただきありがとうございます。