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嫌な気持ちをあえて忘れないよう努力する理由(映画「エルネスト」鑑賞・舞台挨拶) 2017年10月公開記事

2022/09/18

フレディ「あなたの絶対的自信はどこから?」

ゲバラ「自信とかではなく怒っているんだ、いつも。」


50年前の今日、革命家チェ・ゲバラが亡くなったそうです。

大学生のとき、村上龍の本を読みはじめてから、キューバに興味を持ち始めました。

そして、ゲバラがキューバ革命に身を投じる前の日記を映画化した「モーターサイクルダイアリーズ」を観ました。




美しい青年ガエル・ガルシア・ベルナルがどんどんゲバラになっていく。

そして、今日。

先日「ダンケルク」を観たときに予告で流れていて気になった「 エルネスト」を鑑賞。




今年の夏に平和公園でロケをしていたのを知っていたので気になっていた映画でした。


しかも今日は、舞台挨拶で阪本監督とオダギリジョーさんが来る!!

ということで、心躍らせながら行ってまいりました。


(20秒の写真タイムで撮ったもの。舞台挨拶ではお二人の作品に対する・映画に対する信念を感じました。)


平和を守り続けるという世界でも類を見ないことをやり続けている日本。

その日本に来て、ゲバラは平和公園を訪れ、資料館で展示を見てこう言います。


「君たちはアメリカにこんなひどい目にあわされてどうして怒らないんだ」(その後の永山絢斗さんの表情がとても良かったな)


そして、その3年後のキューバ危機。


「(キューバ危機のとき)核の恐ろしさを感じていたのは、あの場所でゲバラだけだったのではないか」

監督はそう舞台挨拶で言われていました。


1000年以上連綿と続く日本と、半植民地状態と独裁政権から革命によって国民のものとされたキューバは対局にあると言っていいほど遠い。


中学の教科書にも「キューバ危機」の1行だけ。


だけれども、どちらも「戦い」による苦しみを忘れまいとする努力をしているのではないかと今日感じました。


多くの場合、

怒りや悲しみ、嫌悪感や疎外感、不安や葛藤などのネガティブな気持ちを、私たちは日常の中で感じるとそれを忘れようと努力します。


だけれども、私はあえて覚えておこうと思っているのです。

それを中学3年のときに決意したのです。


大人の世界に対する理不尽さや道理のなさ、物事の本質をつかもうとする自分の心の動きを絶対に忘れまい、と

そんな大人になろう、と決意したのです。


嫌なことを忘れなければ、自分の中の嫌な思いを増幅させることで、いろいろな人の境遇を理解しようとする姿勢に役立つからです。


人は自分以外の誰かのことを、本当にまるごと全て理解することはできません。


自分の中の小さな経験や映画や本などの疑似体験をもとにして想像することしかできません。


相手を100%理解しえないからこそ、嫌な思い、その時の自分の心の動きは絶対に忘れないように努力して覚えておくのです。

嫌な思いをこれからの平和のために使いたいのです。


核廃絶や世界平和はなんとなく遠い世界の話のように感じるけれど、実は自分自身の正直な心を大切にすることや

自分の心を平和にすること、隣の人に少し親切にすること、自分自身が諍いをこのまずトラブルに誠意をもって対処すること

そういうことを一人一人がやることが、すでに世界平和の実践だと私は思っています。


だから、あなたが幸せを感じることが世界を平和にする一歩となっているのです。


自信があるかどうかなんて関係ない。


どちらかというと、自信なんてないんだけれど、でも、目の前の人を理解しようと努力して、少しでも家族の中で傷つく人が減るように頑張ろうと改めて決意しました。


誰しも、その場その場で自分の心が感じたやるべきことをやる。

そんな映画でした。


冒頭に紹介したことば。


フレディ「あなたの絶対的自信はどこから?」

ゲバラ「自信とかではなく怒っているんだ、いつも。」


そう。私も怒っているんでした。

教育に、家族のあり方に、人の生き方に。


まとめ

世界平和はまず自分自身が幸せにならないと始まらない。
その上で、隣の人に少し親切にする。
それだけで、世界平和に貢献しています。

今日も読んでいただきありがとうございます。

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