子どもって親の言うことはやらないですよね…
「子どもは親の言うことではなく、やることを真似する」
なんて言いますが、
漢字ノート1ページに1時間もかかったら、ええ、私もちょっとピキピキきてしまいます。
(仕事だと1時間でも2時間でも待てるのに…。我が子だとなかなか難しい。お金もらったら違うかも…。夫に言ってみるか?)
ある日、息子の友だちが宿題を持って遊びに来ました。
息子はお習字に行ってていなかったので、宿題をやりながら待つことに。
おしゃべりしながらもどんどん書き進めていくので、すごいと思って
ねぇねぇ、なんでそんなに書くの早いん?
Kくんはめっちゃ時間かかるけぇ、なんかコツがあるんだったら教えて!
と聞いてみました。
すると、
え?はやい⁈
オレはね~。
まず、マスだけを見る。
あと、漢字をちょっとずつ覚えながら書く。
早速、帰ってきた息子に伝えてみると、
へぇ~!
やってみよ!!
とやっていました。
わ!
ほんまじゃ!
Sくん、すごっ!!
とその効果を実感したらしい。
思春期に入ると多くの子どもは、
親や先生といった大人より友達を優先し、意見も友達の意見を受け入れることが多くなります。
大人がやいやい言うより、友達に聞いてみるというのもいいです。
それに、子どもは子どもの視点で面白い解決策を持っていたりします。
大人だと、つい
「もっと集中して」とか
「もっとよく見て」なんて言ってしまいますが、
集中もよく見るも抽象的で何をどのようにやるのか想像しにくい。
想像しにくいということは、具体的でないので再現性が低いんです。
誰がやっても、いつやっても同じように再現できると、余計な考えが入りにくくやるべきことがわかるので、行動に移りやすくなります。
【教えるときは再現ビデオを作れるくらい詳しくわかりやすく、具体的に】
がポイントです。
まとめ
子どものことは子どもに聞いてみよう。
親の言うことは聞かなくても、友達の言うことは聴くことがあります。
でも、「やらせよう」が透けて見えると一気にバレて心のシャッターを降ろされてしまいます。
くれぐれも、情報提供のみに徹すること。
今日も読んでいただきありがとうございます。