こちらの記事の続きです。
息子を連れて習い事に行くと、先生が待っていてくださいました。
やるかやらんかは決めてないので荷物は車の中。
学校に送り出したときと同じように、息子には逃げ道を準備しておきました。
こういうちょっとしたことが、安心感につながるように思います。
先生にお時間を取ってもらったお礼を伝えると、先生が私に
「クラスが上がったばかりなのに(息子は)話もよく聞いて頑張っていますよ。」
と教えてくれました。
(そういういいことは本人に言ってほしいけど、そんなに厳しくやってるわけじゃないことを「私に」知ってほしいんだな、と理解)
息子に自分の思いを伝えるように促しました。
先生は、Kくんはよく頑張ってるって思ってるんだって。
Kくんが思っとること、先生に言ってみたら?
(先生に向けて)僕は、新しいクラスになったばっかりで慣れてないこともいろいろあるので、もう少し優しい感じで言ってもらえませんか?
(おお~。めっちゃ丁寧にわかりやすく言ったじゃん。)
「新しいクラスになったばっかりで戸惑うかもしれんけど、今日はお楽しみの時間もあるし、がんばろう。」
(なんか論点ずれとるけど、まあ、お互いこれも勉強か…)
だって。Kくんどうする?
握手とかしとく?
うん。
先生と握手
(息子に向かって)今日はどうするん?
やってから帰る。
そうなん。じゃあ、がんばってね。
(先生に向けて)クラスが変わったばかりで仲のいいお友達とも離れて少し戸惑いもあると思います、どうかよろしくおねがいします。
こんな具合に先生と話し、息子は荷物を持ってレッスンに向かい、あいさつしてしばらく見学したあと私は帰りました。
私は、息子の味方を十分できたかなぁ、と自分を振り返りました。
子どもってものすごく敏感で気を使ってくれるので、ちょっとでも私が息子より先生の肩を持つような感じがしたらきっと息子はそれを感じ取って期待されている「続ける」を選んだと思うのです。
やって帰る
という息子の言葉は頼もしく感じましたが、まわりの期待に合わせすぎている、特に私が「やりたくない」「帰りたい」という言葉を飲み込ませているのであれば良くないなと思ったのです。
子どもってね。
そういうところあるんですよね。
自分がどうこう、よりも親の期待を優先する。
そんなところ。
それでも、私は息子が本当に上手に自分より立場も力も上である先生に対して、
自らの思いを自分の言葉で伝えられたことが本当に本当に誇らしい思いでした。
思わず、Facebookにもつぶやいたほど。
息子が帰って来るまでは…。
さて、習い事から帰ってくるなり息子の一言
全然、なんにも変わらんかった…。
おお
そうだったか~。
そうなんじゃ。残念だったね。
あとでゆっくり話聞かせてね。
と伝えて、仕事しました。
悲しいときは、寝るのが一番。
まとめ
子どもにとって、自分の思いより親の期待が優先だったりします。
親が完全に味方になっているかどうか、が今後に影響出たりするので、私自身「先生にいい顔しようとする自分」を制御するのに苦心しました。
でも、ここでしっかり向き合えたから、次からはもう少し上手にできそうです。
今日も読んでいただきありがとうございます。