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「言っても無駄だった…」子どものネガティブ感情に寄り添う 2018年12月公開記事

2023/09/11


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さてさて、これで最終話です。


この夜仕事が終わって息子に

Kくん。今日もお疲れ様。

さっき、何も変わらんかった~って言っとったけど、かあしゃんに何があったんか教えてくれる?

(涙をこぼしながら)先生は何も変わらんし、今日も怖いままだった~。

そっかぁ。

変わらんかったかぁ。

残念だったね。

かあしゃんは、Kくんがあんなに上手にはっきりと自分の考えを言えるとは思わんかったから、言えたことと勇気出したことが本当にすごい!って思ったよ。

頑張ったね。

え~ん!

このまま私に抱きついたまま1時間くらい泣き続けました。

途中、同居している母が心配して見に来たほど…。


私は、その間ずっと抱っこしたまま、何も話さずに背中をさすって、鼻をかんでやり、涙を拭きました。


途中から、

ああ、泣きたいんだな。

と思いました。


泣けば思いっきり甘えられるから。


3年生になってから、急にぐっと成長してきて、ただの甘えん坊さんから周りが気になるお年頃に差し掛かってきた息子。


私には相変わらず甘えん坊さんにしか見えませんが、本人はちょっと気にしていたり、我慢していたり、かっこ悪いと思ったりすることがあったのではないかと想像しました。


途中から、泣くために泣いている、そんな状態になっている感じがしたので

Kくん、お風呂で泣いたらティッシュいらんけぇ、お風呂入ろう。

と言って一緒にお風呂に入りました。


しばらくしくしく言ってましたが、途中から湯船に潜ったり、好きなゲームの話をしたりいつも通りの息子に。


うん。

焦らんでよかった。


そう思いました。


子どものこういう悲しい、悔しい、辛い、そんな気持ちに付き合うとき、

気もそぞろだったり、途中で嫌になってしまったり、自分自身が子どもより先にネガティブ感情に耐えられなくなってしまったり…

そんなことがあります。


私も、余裕がなかったり、誰かと約束があったりしたら、絶対にそうなってしまうので、

だから、すべての仕事を終えてから息子の話を聞きました。


子どもとの信頼関係を多くの親御さんが自ら壊されている場面に遭遇してとても悲しい気持ちになります。


どんなに子どものことを思っていても、子どもにとっては単なる「私を否定するんだ」「自分の考えを押し付けてくるんだ」とそういう思いしか出てこないことがあります。

  • 子どもの話を否定せず最後まで聞く。
  • 「事実を全部聞き出さないと自分の気が済まない」という自分の欲求をひとまず置いておく。

この2つをちょっと意識するだけで、かなり違ったりします。


気になることがあると、すぐバレちゃいますので「ここぞ!!」というときは、ぜひいろんな気になることを処理して、なんならスマホも遠ざけて話を聞いてみてくださいね。


さて、1時間以上大泣きした息子ですが、ソコからはケロッとしてその日はあっという間に眠りに落ちました。


一緒に寝るかにゃ…


私も、翌日先生に連絡するか迷いましたが、次のレッスンのときの様子を見てからでもいいだろう、と思い何もしませんでした。


ちなみに、学校から帰ってきて

なんかね~。

Kくんが(先生に自分の思いを)言ったじゃん。

そしたら先生が一生懸命話しよったけぇ、なんかかわいそうになったけぇ、まあ、しょうがないけぇやってあげるか~って思ったんよね。

って言ってました。(上から?!)


そして、先日、息子は何も言わずそのままレッスンに行きました。

そして、帰って来て、

なんか、(自分が)ちょっと上手になってきたけぇ、Kくんも先生に慣れてきたわ。

と言いました。

どうやら、続けるようです。


私も以前は、息子のその習い事には一緒には行ってなかったんですが、しばらく連れて行って途中まで見学して帰ることにしました。

ピアノと同様自分が頑張っているところを見てほしかったのかなぁ、と思ったり。


ピアノの記事はこちら

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見てもらっている方が頑張れるのかなぁ、と思ったり。


私はとってもあっさりしていて、言ってもらわないと気づけないことがあるので、息子がこうして言ってくれてよかったな、チャンスをもらえたな、と思います。


息子が、はじめての壁を乗り越えた話でした。


長らくお付き合いありがとうございました。


まとめ


人にはネガティブ感情を安心して出せる場所が必要。

そこで安心して泣けると次の一歩が踏み出せます。

「子どもは自立の前に甘える時期がある」と尊敬する故佐々木正美先生が言われていました。



今日も読んでいただきありがとうございます。

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